エグゼクティブ・プロデューサーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 労働 > 職業 > プロデューサー > エグゼクティブ・プロデューサーの意味・解説 

エグゼクティブ・プロデューサー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/02 13:45 UTC 版)

エグゼクティブ・プロデューサー:executive producer)は、プロデューサーよりもさらに上級職[1]で、管理職・幹部に当たる。製作 / 制作製作総指揮 / 制作総指揮などの名義でクレジットされる場合が多い[注 1]

放送

テレビでは、NHKのドキュメンタリスト桜井均が理事待遇であったり、フジテレビジョン石田弘などが役員待遇にされている場合もある。

その他の著名な人物

例外的な用法

フジテレビの『全力!脱力タイムズ』において、総合演出の名城ラリータ2019年4月よりプロデューサーを兼務することとなり、スタッフロール上の名義が「制作総指揮」に変更されたが、実際の役割は前述のとおりであり、北米のテレビ番組で言うところの「ショーランナー」に該当する役割を受け持っている[注 2]

音楽

フジパシフィックミュージック朝妻一郎上原徹など、音楽出版社レコード会社、あるいは芸能事務所の代表がクレジットされる。

音楽プロデューサーとしては、楽曲の最終チェックをしている。作曲・編曲に一切携わらなくなってからの長戸大幸もシングル楽曲については全曲チェックしていた。

アニメソングではスターチャイルド大月俊倫などが著名。

映画

映画ビジネスにおいての代表者や制作会社社長、権利所有者がクレジットされる場合が多く、監督やプロデューサーよりも上位であることが多い。ただし、その役割は監督やプロデューサーに「後見人」として社会的・経済的信用を与えて、出資や各種の許諾をし易くする役割のみで、直接製作には関わらない名義貸しに近いものから、複数人置かれたプロデューサーの中のリーダーとしての肩書、プロデューサー同様の映画制作への関与、果ては実質的な総監督を担う例もあるため、その職責は一概には言えないものがある。

ゲーム

コンピュータゲーム業界で見られる。任天堂においては「エグゼクティブ・プロデューサー」の肩書は代表取締役社長に対してのみ使用されている。

脚注

注釈

  1. ^ NHKでは「制作統括」と呼ぶ。
  2. ^ 即ちエグゼクティブプロデューサーという立場ではないため、この場合においては、チーフプロデューサーよりも制作総指揮の方が下位となる。
  3. ^ 岩田は2015年7月に逝去したが、その後も一部の作品で「エグゼクティブ・プロデューサー」としてクレジットされたことがある(「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」等)。

出典

  1. ^ 「プロデューサー」と「ディレクター」の仕事の違いとは?【テレビ業界編】”. CREATIVE VILLAGE (2019年8月16日). 2020年5月16日閲覧。

関連項目


エグゼクティブ・プロデューサー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 19:42 UTC 版)

文化放送」の記事における「エグゼクティブ・プロデューサー」の解説

太田英明1986年 入社アナウンス部長経て2020年10月1日付でアナウンサーとの兼務放送事業本部編成局長就任した2021年7月社内組織改編編成局がコミュニケーションデザイン局へ改称されたことに伴って編成局長退任した ため、アナウンサーとの兼務続けたまま、コミュニケーションデザイン局のエグゼクティブ・プロデューサー(局長待遇役職)に就任した

※この「エグゼクティブ・プロデューサー」の解説は、「文化放送」の解説の一部です。
「エグゼクティブ・プロデューサー」を含む「文化放送」の記事については、「文化放送」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「エグゼクティブ・プロデューサー」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



エグゼクティブ・プロデューサーと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エグゼクティブ・プロデューサー」の関連用語

エグゼクティブ・プロデューサーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エグゼクティブ・プロデューサーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエグゼクティブ・プロデューサー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの文化放送 (改訂履歴)、安田淳 (改訂履歴)、DJMAX (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS