LaVie Light
LaVie Lightとは、NECが2008年10月に発表した低価格ノートPCの名称である。インターネットやメールを手軽に利用するためのネットブックである。
LaVie Lightでは、CPUにIntel Atom N270を搭載し、OSにWindows XP Service Pack3が採用されている。1024×600ドットの8.9型ワイドSVGA液晶を搭載している。記憶装置としては160GBのHDDを搭載する。小型を志向しつつ、キーピッチが17mmのキーボードを採用するなどして入力のしやすさに配慮されている他、外部ディスプレイに出力できるコネクタ、PCの電源がOFFの状態でもUSBのコネクタを通じて充電が可能な「パワーオフUSB充電機能」を搭載している点などが特徴となっている。
LaVie Lightは、国内のPCメーカーによるネットブック製品としては、東芝の「NB100」に次ぐ参入となる。LaVie Lightでは、「LaVie」のブランドや充実したユーザーサポートなどによる安心感を強みとして、2台目・3台目用途を訴求していくとしている。
※画像提供 / NEC
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LaVie Light
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「LaVieの機種一覧」の記事における「LaVie Light」の解説
ネットブック。 /R世代(2008年10月) 当初は8.9型ワイド液晶、intel Atom N270(1.60GHz)、メモリ1GB(1スロットで増設不可)を搭載し、OSはWindows XP Home Edition SP3であった。カラーはブラック1色のみであった。 /S世代(2009年1月) 画面サイズを10.1型ワイドに大型化。カラーバリエーションも4色から選べるようになった。 /T世代(2009年6月・7月) CPUのAtomはN270のままの「/S世代」を継承してストレージにSSDを搭載したベーシックモデルのほか、CPUのAtomをN280にSSDとHDDのハイブリッドストレージ搭載モデル、2009年4月以降の出荷に認められた2年間ライセンス版のOffice Personal 2007プリインストールモデル、3色のボディカラーを用意したカラーリングモデルの4種類にバリエーションを拡大した。また、翌月にはOSがWindows Vista Home Premium SP1でOffice Personal 2007をプリインストールし、NECが得意とするLuiに対応したモデルが追加された。なお、カラーリングモデルのホワイトボディはWindows XP搭載モデルとして、「/V世代」でも継続販売された。 /V世代(2009年10月) OSがWindows 7に変更。ラインナップはOSにWindows 7 Home Premium(32ビット版)を搭載しメモリを2GB・HDDを320GBに増量した高機能のカラーリングモデル、Office Personal 2007 2年間ライセンス版プリインストールモデル、Office付属無しモデル、Luiモデルを設定。カラーリングモデル以外は機能を絞り込んだWindows 7 Starterを搭載している。 /W世代(2010年1月) カラーに「フレッシュライム」を追加し、デザインを一新。CPUもAtom N450を搭載した。スライドパッドの面積も従来比約1.7倍に拡大。また、セカンドPCとしての用途を高める為、手持ちのPCとUSBケーブルで接続するだけでデータをやり取りできる「USB Duet」を新搭載した。 新/A世代(2010年4月) ラインナップがHome PremiumモデルとStarterモデルの2種類に集約。CPUはAtom N470にスペックアップされる。また、先代では専用モデルにて搭載されていたLuiリモートスクリーン機能やモバイルWiMAXが全モデルで標準搭載され、単なる安価なネットブックとは一線を画す多彩な機能を備えるようになる。カラーバリエーションが一部変わり、Home Premiumモデルにはアーバンメタルシルバーを、Starterモデルにはフラットホワイトをそれぞれ設定し、両モデル共通の3色を加えた4色展開となる。 新/B世代(2010年6月) Starterに搭載のOffice(2年間ライセンス版)を最新の「Office Personal 2010」に更新すると共に、Home Premiumモデルにも無期限の「Office Personal 2010」をプリインストールした。 新/C世代(2010年9月) デザインが一新されたことで、底面積と奥行が小さくなり携帯性を向上。さらに天板には千鳥格子のデザインと細かなすり傷程度なら自然回復するスクラッチリペア塗装を施した。一方でキーボードはキーピッチを19mmに拡げ、操作性を向上。また、Home PremiumモデルにはデュアルコアCPUのAtom N550を採用し、性能も向上された。カラーラインナップはブラパーレッド、ブラパーホワイト、ブラパーブラックの3色展開となった。 新/D世代(2011年2月) StarterモデルもCPUをデュアルコア仕様のAtom N550に変更し性能を向上。また、「USB Duet」の機能が強化され、接続先のPCの光学ドライブを本機のインストール用ドライブとして使用できるようになった。なお、WiMAXは搭載されなくなった。 新/E世代(2011年5月) ラインナップをStarterモデルに集約。性能面ではCPUをAtom N570に強化したマイナーチェンジにとどまる。 新/F世代(2011年9月) 無線LANがIntel My Wi-Fiテクノロジーに対応。これにより無線LANアクセスポイントを経由せずにプリンタに接続して印刷したり、他のPCとのファイル共有ができるようになった。これ以外の性能は「新/E世代」と同等である。なお、「新/G世代」(デスクトップのVALUESTARのみ)発表後も継続販売された。
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