DLCのストーリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 08:46 UTC 版)
「Fallout 3」の記事における「DLCのストーリー」の解説
PC版とXbox 360版はダウンロードとディスク、PS3版はディスクのみでの販売。 全てのDLCに新たな武器と防具、Perksと実績が用意されている。 Operation Anchorage ウェイストランドを旅する主人公は、無線でアウトキャスト前哨基地からの救難信号を傍受する。向かった先で主人公の持つPip-Boy3000に注目したアウトキャストの護民官は、Pip-Boyの機能を使ってロストテクノロジーが眠る兵倉庫にある「アンカレッジ作戦の仮想シミュレーションプログラム」をクリアしてほしいと依頼する。このDLCをクリアすると大戦以前の強力な武器を手に入れることが出来る。 シミュレーションは荒廃したウェイストランドと対照的に、雪の舞うアラスカの白銀世界が舞台である。敵基地の破壊工作や部下を率いた強襲など多数による戦闘に重きが置かれており、本編とは異なる趣向となっている。また、アウトキャストという組織の性格や現状に対する解説的な役割を持ったコンテンツでもある。2009年3月18日より配信中。 The Pitt ウェイストランドを旅する主人公は、無線で助けを求める通信を拾う。発信主はピット(ピッツバーグ)の工業地帯から逃げ出してきたという奴隷のワーナーであった。ワーナー曰く、ピットは高濃度の放射能によって、理性を失い怪物と化した人間が大量に徘徊している地獄のような状態であり、更にアッシャーと呼ばれる人物が率いる奴隷商人によって、数多くの奴隷が死ぬまで労働させられている有様であるらしい。そしてそんな中、アッシャーが怪物化を止める治療薬を開発したという。 主人公はワーナーから奴隷解放のためにこの治療薬を手に入れて欲しいとの願いを受ける。ピットは圧倒的な数のレイダーによって支配されているため、正面きっての戦闘は困難であり、基本的にプレイヤーは奴隷に扮して身一つで潜入することになる。 このコンテンツはストーリーと世界観に重きが置かれており、双方の話を理解し、どのように行動するかを迫られる事となる。本編では脇役扱いのレイダーと奴隷達に対してスポットが当てられている。2009年5月29日より配信中。 Broken Steel ブラザーフッドらの協力を得てエデン大統領、オータム大佐を倒し、命を賭して施設の浄化装置を起動させることに成功した主人公。それから2週間後、致死量を超える放射能を浴びながらも主人公は奇跡的に昏睡状態から回復する。一方、ウェイストランドは復興の兆しと新たな火種を抱えて少しずつ変化していた。そして遂にブラザーフッドは、エンクレイヴ殲滅のための最後の作戦に望むのであった。 このDLCはメインストーリー(本編クリア後)の直接の続編となっており、本編終了後に続けられる形で始まる。導入するとレベル上限が30まで上がるようになり、新たな建造物や敵、風景など汎用マップ上に多数の変化が現れるようになる。また、本編をクリアしていなくとも、導入した時点で新たな敵や武装の追加(とレベル上限の開放)が行われる。2009年8月3日より配信中。 Point Lookout ウェイストランドを旅する主人公は、ポトマック川の船着場に停留するフェリーを発見する。そのフェリーはメリーランド州にある湿地帯「ポイントルックアウト」から来た貨物定期便だという。主人公は船着場にいる1人の女性から「ポイントルックアウトに向かうならば、そこで下船したとされる娘を捜して手紙を渡してほしい」との願いを受ける。そしてフェリーに乗り辿り着いた場所は、ウェイストランドとは全く異なる風土と問題を抱えた霧深い土地であった。 このDLCはホラー色が強く、本編に比べて突き放したように難易度が高い。2009年8月31日より配信中。 Mothership Zeta ラジオで謎の電波を受信した主人公は発信現場に駆けつける。何とそこはUFOの墜落現場であり、主人公はエイリアンに発見され母船に連れ去られてしまう。今作品は最後のDLCとして配信された、本編とは関係の無い完全な番外編である。登場する敵は勿論のこと、武器なども本編とは毛色が大きく異なっている。2009年9月25日より配信中(公式サイトでは28日とされている)。
※この「DLCのストーリー」の解説は、「Fallout 3」の解説の一部です。
「DLCのストーリー」を含む「Fallout 3」の記事については、「Fallout 3」の概要を参照ください。
- DLCのストーリーのページへのリンク