DIFFERENTIALとは? わかりやすく解説

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differential

別表記:ディフェレンシャル

「differential」の意味

「differential」とは、差異違い関連すること意味する形容詞である。また、数学工学分野では、微分に関することを指す用語として使われる。さらに、機械工学においてはディファレンシャルギアという装置のことを指す場合もある。

「differential」の発音・読み方

「differential」の発音は、/ˌdɪfəˈrɛnʃəl/であり、IPAカタカナ読みでは「ディファレンシャル」となる。日本人発音するカタカナ英語では「ディフェレンシャル」と読むことが一般的である。

「differential」の定義を英語で解説

A differential is a term used to describe something related to differences or variations. In mathematics and engineering, it refers to matters related to differentiation. In mechanical engineering, it can also refer to a device called a differential gear.

「differential」の類語

「differential」の類語には、""distinctive""(独特の)、""divergent""(異なる)、""disparate""(異質の)などがある。これらの単語差異違い関連する意味を持つが、ニュアンス用途異なるため、文脈に応じて適切な単語を選ぶことが重要である。

「differential」に関連する用語・表現

「differential」に関連する用語表現には、""differential equation""(微分方程式)、""differential diagnosis""(鑑別診断)、""differential pricing""(差別化価格設定)などがある。これらの表現は、それぞれ数学医学経済学分野用いられる

「differential」の例文

1. The differential pressure between the inside and outside of the container caused it to collapse.(容器内外圧力差が原因で、容器つぶれた。) 2. The differential diagnosis for her symptoms includes several possibilities.(彼女の症状鑑別診断はいくつかの可能性含まれる。) 3. In calculus, we learn about differential and integral functions.(微積分学では、微分と積分関数について学ぶ。) 4. The car's differential gear helps distribute power to the wheels.(車のディファレンシャルギアは、車輪への動力分配助ける。) 5. Differential pricing strategies can be effective in targeting different customer segments.(差別化価格設定戦略は、異な顧客層ターゲットにする際に効果的である。) 6. The differential treatment of employees based on their performance can motivate them to work harder.(従業員業績に基づく差別的な扱いは、彼らがより一層努力するように動機づけることができる。) 7. The differential settlement of the foundation caused cracks in the building.(基礎不均一沈下建物ひび割れ引き起こした。) 8. The differential growth rates of various industries can impact the overall economy.(さまざまな産業成長率差異は、全体経済影響与えことがある。) 9. The differential response to the medication indicates that it may not be suitable for everyone.への反応差異は、それがすべての人に適していない可能性示している。) 10. Engineers use differential equations to model complex systems.(エンジニアは、複雑なシステムモデル化するために微分方程式使用する。)

ディファレンシャル

別名:ディファレンシャル方式
【英】differential signalling, differential

ディファレンシャルとは、信号線を通じてデジタルデータ伝送する方式のうち、2本の信号線を利用し、どちら電圧が高いかによって信号の「1」と「0」表現する方式のことである。

ディファレンシャルでは「+」を表す信号線と「-」を表す信号線があり、電圧比較して「+」の信号線の電圧「-」比べて高ければ「1」、逆に「+」が「-」よりも低ければ「0」としている。比較コスト高くなるが、ノイズ強く信号減衰しにくいという長所がある。

ディファレンシャルに対して、1本の信号線を利用してデータ伝送を行う方式は、シングルエンド呼ばれている。シングルエンドシンプル低コストだが減衰ノイズに弱い。

シングルエンドやディファレンシャルは、主にSCSIデータ伝送方式などで利用されている。当初、ディファレンシャルは供給電圧高く消費電力大きいといった難点からあまり利用されず、SCSI-1SCSI-2ではシングルエンド広く利用されてきた。SCSI-3登場した際に、低電圧動作するLVDLow Voltage Differencial)と呼ばれるディファレンシャルの新たな方式採用されそれ以降LVD広く利用されるようになっている

接続インターフェースのほかの用語一覧
IDE/ATA:  シリアルSCSI  シングルエンド  シリアルATA2  ディファレンシャル  Ultra SATA  Ultra SCSI  Ultra2 SCSI

デイファレンシャル

英語 differential

この装置は、入力軸からトルク受けて2つ出力軸トルクを定比率分配し2つの軸の回転差を吸収する装置である。例え終減速機中のデフは、自動車旋回するために左右輪に等しトルク配分しながら、左右輪の回転差(差動)を与えている。トルク配分等しいのは、ピニオンをまわす力が左右のサイドギヤから与えられ差動回転中でも左右等しいためである。差動装置にはプラネタリーギヤ使ったものもあり、そのトルク配分比率は、サンギヤリングギヤの歯数で決まる。差動装置弱点は、ひとつの出力軸トルクスリップなどでゼロになると、もうひとつ出力軸トルクゼロになることである。そのために差動制限装置付加し対策している。

参照 差動制限装置差動歯車ディファレンシャルギヤ
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

ディファレンシャル differential

サーモスタット動作のすきま。

差動

(DIFFERENTIAL から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/29 22:14 UTC 版)

差動(さどう、differential)




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