6代目 Y30型系とは? わかりやすく解説

6代目 Y30型系(1983年 - 1987年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 05:48 UTC 版)

日産・セドリック営業車」の記事における「6代目 Y30型系(1983年 - 1987年)」の解説

1983年6月 - Y30型にフルモデルチェンジスタイリングは430型のキープコンセプトであり、グレードはSTD/DX/カスタムDX/GLの4種類エンジン当初4気筒・CA20型LPG6気筒ディーゼルのLD28型のみ。アジア向けには4気筒ディーゼルエンジンSD23型。スタンダード車は430型と同様に丸目4灯式ヘッドライトでリアサイドのオペラウインド部分嵌め殺しガーニッシュDX以上は6ライトウインドの外観異型2灯式ヘッドライトダッシュボード従来通りタクシーインスト(STDカスタムDXLPG仕様設定)とハイヤーインスト(自家用モデルと同様。カスタムDXGL設定)の2種類海外輸出は、永らくダットサン220C(Cはセドリック意味していた)から正式に日産セドリック」(中国名日産賓力的士)と改められライバルトヨタ・クラウンとともに日本仕様車と同様とした。先代の430型同様、STDベースDX上の最後部のガラスフレーム(リアオペラウィンドウ)が組まれていた。日本仕様ではそれが塞がれている。 1984年1月 - カスタムDXGL6気筒LPG仕様追加エンジンはL20型のLPG仕様型式はE-MY30。 1985年6月 - マイナーチェンジSTD以外はフェイスリフトSTDNISSANロゴエンブレムトランクリッドの左から右に移動)/6気筒LPGエンジン搭載車SGL(ハイヤーインスト)を追加6気筒ディーゼル車がLD28からRD28換装輸出用ディーゼル車はSD23型からTD25型へ変更

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6代目 Y30型系(1983年 - 1999年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 18:36 UTC 版)

日産・セドリック」の記事における「6代目 Y30型系(1983年 - 1999年)」の解説

ハードトップ・セダン:1983年 - 1987年 バン・ワゴン:1983年 - 1999年 ハードトップセダン、ワゴン・バンのフルラインナップ最後モデルとなる。このモデル長年にわたり搭載されていた直列6気筒L型(L28E、L20ETなど)に代わり日本初V型6気筒エンジンVG型)を搭載したことでも有名である。このVGエンジンアルファロメオV型6気筒参考にしたといわれるシリンダーブロックは製作コスト制約上、鋳鉄となった前輪サスペンションは、先代ダブルウイッシュボーンから、マクファーソンストラット・コイルとなる。また、小型車寸法要件改正された(前端オーバーハング0.8m以下+軸距2.7m以下+後端オーバーハング1.2m以下→全長4.7m以下)ため、このモデルよりホイールベース延長されている。バンモデルにはGL・デラックス・スタンダードが存在する何れもCA20S/RD28搭載である。ワゴンはVG20E/RD28搭載である。 これまでセダンステーションワゴン日本販売のV30E-SGL)が主体だった海外輸出仕様は、一部東南アジア輸出されていたハードトップ中東地域追加され香港シンガポール中東では「V30E/ETブロアム」として販売された。中東向けハードトップには、5MT/4ATキャブレター仕様のVG30Sが、東南アジア向けにはインジェクション仕様VG30E用意された。またこの代から欧州(除くイギリス)、東南アジア中東輸出向け車名ダットサン220-280Cから「日産・セドリック」に、中国では日産・小公にイギリスオーストラリア市場では日産 300Cとなったクウェートのみグロリアとして販売したが、外観セドリックそのものである。輸出仕様特徴フロントグリルNISSANバッジ装着されグリル側が斜めになったグロリア仕様のヘッドランプ・レンズを採用、さらに欧州向けヘッドランプ・ワイパーやリアフォグ内蔵テールレンズ(ワゴン吊り下げ式)が装備されていた。速度計欧州向けが240km/h目盛り香港シンガポールUAE向けは220km/hである。後継車欧州中南米市場では前輪駆動マキシマに、オーストラリア市場では現地生産スカイラインバトンタッチされ1987年輸出打ち切り台湾裕隆汽車公司では1994年セフィーロ(A32)にバトンタッチされるまで生産続いた日産組み立て工場があるメキシコではパトカーとしても採用されていた。 新鮮さ欠けたことで、セールス的にはライバル7代目クラウン大きくあけられる結果となった1987年セダンハードトップがY31型にモデルチェンジした後もバン・ワゴンは日本国内専売車両として1999年まで生産継続された。なお、バン直4搭載廃止されV6モデル集約された。このY30系ワゴン・バンはドレスアップを好むユーザーにも根強い人気があり、最終型1995年11月 - 1999年8月)のワゴンSGLリミテッドデュアルシートコラムAT)は流通台数少ないこともあり中古車価格が高い。ディーゼル車規制区域では、ガソリン車のベンコラ(ベンチシートコラムシフト)への改造例もある。セドリックワゴンは語呂良さから「セドバン」と略される事がある販売終了前月までの新車登録台数累計185238台

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