6代目 W222(2013年-2020年)
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「メルセデス・ベンツ・Sクラス」の記事における「6代目 W222(2013年-2020年)」の解説
詳細は「メルセデス・ベンツ・W222」を参照 W222は2013年5月15日に発表され、同年8月23日に日本でも発表された。日本では同年10月より受注が開始され、11月上旬から顧客へ順次納車された。 ヘッドライトを含め、すべてLEDが使われている。先代モデルよりも直立した大型のグリルと、クーペを思わせる流れ出る優雅なルーフラインが特徴。「マジックボディコントロール」がオプションで用意される。フロントガラスに付いているステレオカメラで路面の凸凹を即座に判断し、サスペンションのダンパーを制御することが可能。 ドイツ本国では、3リッターV型6気筒ディーゼルターボエンジンの「S350 BLUETEC」が用意されるが、日本では導入されない。2.2リッター直列4気筒ディーゼルエンジン+モーターモデルについては2015年8月27日に「S 300 h」として日本でも導入されることとなった。 ボディータイプは、ショートホイールベースモデルとロングホイールベースモデルの2種類がある。また、2014年にはこのモデルに追加される形で、いったん生産終了されていたマイバッハがメルセデスのサブブランド「メルセデス・マイバッハ」として復活している。 ガソリンエンジンは、V6 3.5リッターは直噴化され出力向上と燃費の両立を、V8は先代の5.5リッターからダウンサイジングされ4.7リッターとなったが、ツインターボ化され出力は逆に向上している。 V12に関してはSOHCのままではあるが、排気量は5.5リッターから6.0リッターとなり、W221の時代には許容トルクの問題で難しいとされていた7Gトロニックとの組み合わせが実現している。 W222後期モデルからはV12を除くモデルで、最新の9速AT 9Gトロニックが採用され更に動力性能と燃費を高い次元で両立した。
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