すだ‐じい〔‐じひ〕【すだ▽椎】
スダジイ
スダジイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/23 04:57 UTC 版)
スダジイ(すだ椎[6]、学名: Castanopsis sieboldii subsp. sieboldii)とは、ブナ科シイ属の常緑広葉樹である(シノニム:C. cuspidata f. lanceolata、C. cuspidata subsp. sieboldii、C. cuspidata var. sieboldii)。別名はイタジイやナガジイ。普通、シイという場合には本種を指す。暖地の海岸近くの山野に生えるが、庭や公園、街路樹にも植えられる。果実は食べられる。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Castanopsis sieboldii (Makino) Hatus. ex T.Yamaz. et Mashiba subsp. sieboldii スダジイ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年1月4日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Castanopsis cuspidata auct. non (Thunb.) Schottky スダジイ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年1月4日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Castanopsis cuspidata (Thunb.) Schottky subsp. sieboldii (Makino) Sugim. スダジイ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年1月4日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Castanopsis cuspidata (Thunb.) Schottky var. sieboldii (Makino) Nakai スダジイ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年1月4日閲覧。
- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Castanopsis cuspidata (Thunb.) Schottky f. lanceolata Sugim. スダジイ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年1月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 141.
- ^ a b c d 山﨑誠子 2019, p. 63.
- ^ a b c d e f g h i 山﨑誠子 2019, p. 62.
- ^ a b c d e f g h 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 104.
- ^ a b c d e 西田尚道監修 学習研究社編 2009, p. 104.
- ^ a b c d e 金田初代 2010, p. 151.
- ^ 伊藤秀三「総説:日韓海峡域の植物と植生の地理学」『長崎大学教養部紀要 自然科学篇』第38巻第1号、長崎大学、1997年9月、25-51頁、hdl:10069/7361、ISSN 0287-1319、NAID 110008680216。
- ^ 沼田ら (1996) 「岡山県の極相林」より再引用
- ^ a b 島袋敬一編著 『琉球列島維管束植物集覧【改訂版】』 九州大学出版会、1997年、p.120、ISBN 4-87378-522-7
- ^ a b 大野照好 監修ほか 1999, p. 157
- ^ ただし、「鹿児島県環境生活部環境保護課編 『鹿児島県の絶滅のおそれのある野生動植物-鹿児島県レッドデータブック植物編-』 財団法人鹿児島県環境技術協会、2003年、p.491、ISBN 4-9901588-1-4」では、オキナワジイの北限が奄美群島であるとしながらも、種子島からトカラ列島の集団はスダジイとオキナワジイの中間の形質をもっているとして、その集団を便宜的にオキナワジイに含めている。
- ^ a b 辻井達一 1995, p. 111.
- ^ a b c 本田不二雄『神木探偵』駒草出版 (株)ダンク出版事業部、2020年4月13日、231-236頁。
- ^ 新潟県指定 天然記念物
- ^ はらまちの文化財 1南相馬市指定文化財一覧
- ^ レッドデータ選定結果一覧表(栃木県版レッドリスト) 植物群落(単一群落)レッドデータブックとちぎ
- ^ 平田永二 『与那演習林の天然生林の林分構造』 琉球大学農学部附属演習林創設40周年記念誌、1994年、pp.54-65.
- ^ 初島住彦・天野鉄夫 『増補訂正 琉球植物目録』や島袋敬一編著 『琉球列島維管束植物集覧【改訂版】』 などの目録の他、沖縄県での論文等ではイタジイが一般的に使われている。
- ^ a b c d 正木覚 2012, p. 65.
- ^ a b c 辻井達一 1995, p. 110.
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