カンゾウタケとは? わかりやすく解説

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かんぞう‐たけ〔カンザウ‐〕【肝臓×茸】

読み方:かんぞうたけ

カンゾウタケ科キノコ雨季シイなど広葉樹の幹に発生する直径1020センチ表面暗赤色をし、形や色が肝臓に似る。食用


カンゾウタケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/22 10:20 UTC 版)

カンゾウタケ(肝臓茸[1]学名: Fistulina hepatica)は、ハラタケ目カンゾウタケ科カンゾウタケ属に属するキノコ。全世界に広く分布し、欧米では広く食用にされている。和名の由来は、赤色の肝臓の形に似ており、切断すると血のような赤い汁が出ることから名付けられている[2]アメリカなどでは肉が霜降り肉のように見えることから Beefsteak Fungus「貧者のビーフステーキ」、フランスでは形状から Langue de boeuf「牛の舌」と呼ばれている[3]。暗赤色の舌状や扇形のユニークな姿で、クリシイの老木に生え、食用にもされている。


  1. ^ a b c d e f g h 牛島秀爾 2021, p. 53.
  2. ^ a b c d 大作晃一 2015, p. 101.
  3. ^ a b c d e f g h i 瀬畑雄三監修 2006, p. 40.
  4. ^ a b c d e f g h 吹春俊光 2010, p. 81.
  5. ^ Funga Nordica. Copenhagen: Nordsvamp. (2008). p. 40 & 250 .
  6. ^ Moncalvo JM, Vilgalys R, Redhead SA, et al. (2002) One hundred and seventeen clades of euagarics. Molecular Phylogenetics and Evolution 23:357-400
  7. ^ a b メヒティル・メルツ『日本の木と伝統木工芸』海青社、2016年、67頁。 


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