鰊粕とは? わかりやすく解説

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にしん‐かす【××粕】

読み方:にしんかす

ニシン煮て圧搾して油をとったあ乾燥させたもの。窒素・燐(りん)に富み魚肥として使用


鰊粕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/02 06:49 UTC 版)

鰊粕(にしんかす)は、ニシンを原料にした肥料である。


注釈

  1. ^ 当地では、鰊粕はじめ肥料を商う商売を屎物商売(くそものしょうばい)と呼んでいた。金肥の普及以前、肥料の基本だった人間の大小便が名の由来である
  2. ^ 「トリ」は、魚から油を搾り「取って」残ったもの。つまり〆粕である。イワシを干しただけで油を搾り取っていない干鰯は「トリ」ではない
  3. ^ 「統」(とう)は、漁場で建て網一枚を運営するための組織単位である。大船頭をはじめ配下の漁夫、陸上の運搬係、漁具修理の大工、炊事の女衆をふくめ30人以上の人員が必要とされる。
  4. ^ 「敷」(しき)は、薪を計測するための単位である。基本的には長さ2尺(約60㎝)、直径1尺2寸(約36cm)の丸太を六つ割りにした「三方六」の薪80から85本が「1敷」だが、三方六の薪1敷分を積み上げた体積(横6尺、奥行き2尺、高さ5尺)に収まる薪の量も1敷となる。ちなみに戦前の北海道東部十勝地方では、1年間に一般家庭1世帯で3から4敷の薪を消費した。

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