弁財船とは? わかりやすく解説

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べざい‐せん【弁才船/弁財船】

読み方:べざいせん

江戸時代内航海運活躍した和船形式船底材の先に船首材後ろ幅広戸立てをつけ、三段外板などを組み合わせ四角1枚用いるもの。帆走性能がよく、少数乗組員運航できるため、瀬戸内海中心に発達して普及菱垣(ひがき)廻船(たる)廻船北前船などに用いられた。千石船。べざいぶね。べんざいせん。

弁才船/弁財船の画像

弁財船

読み方:ベザイセン(bezaisen), ベンザイブネ(benzaibune), ベザイブネ(bezaibune)

中世末期近世瀬戸内海商船

別名 弁才船千石船


弁才船

(弁財船 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/08 14:23 UTC 版)

弁才船(べざいせん)は中世末期(安土桃山時代)から江戸時代明治にかけて日本での国内海運に広く使われた大型木造帆船弁財船(辨財船)、弁済船(辦濟船)[1]とも記述された[2]


  1. ^ 「辯才(言語の才能)」、「辨財(財産をおさめる)、辦濟 (wikt)(荘園で徴税等の仲介をする。e.g. 運上
  2. ^ a b c d e 愛知県の博物館 「菱垣廻船と樽廻船」
  3. ^ 『和船II』154-155ページ
  4. ^ 『和船II』152-156ページ
  5. ^ 『和船II』153ページ
  6. ^ 栃木県図書館 「江戸時代の千石船の大きさが知りたい」 原典:『図説和船史話』(石井謙治/著 至誠堂 1983)
  7. ^ weblio, コトバンク, 「千石船の帆柱」
  8. ^ 栃木県図書館 「江戸時代の千石船の大きさが知りたい」 原典:『日本史大事典 第4巻』(平凡社 1993)
  9. ^ cf. 石銭
  10. ^ 堀内雅文『大和型船:[船体・船道具編]』成山堂書店 2001年、ISBN 442530201X pp.1-2
  11. ^ 栃木県図書館 「江戸時代の千石船の大きさが知りたい」 原典:『事典しらべる江戸時代』(林英夫/編 青木美智男/編 柏書房 2001)


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