運上屋とは? わかりやすく解説

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運上屋

読み方:ウンジョウヤ(unjouya)

近世アイヌの人々との交易所


運上屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 21:17 UTC 版)

場所請負制」の記事における「運上屋」の解説

運上家ともいう。場所請負人によって蝦夷地内(北海道樺太北方領土)の場所ごとに85か所設けられ、そこには支配人通弁・帳役、番人詰め住民撫育政策オムシャおこなわれたこの他漁場ごとに番屋置かれこちらにも番人詰めた。運上屋は交易拠点として設けられたが、やがて漁場経営取り扱うようになり、宿場旅宿所・通行家)や松前藩出先機関としても機能するようになった蝦夷地公儀御料となっていた頃には会所呼ばれた大政奉還直前ころにこの運上屋は廃止となり、「本陣」と呼ばれる箱館奉行出先機関となった後志国余市郡ヨイチ場所)には旧下ヨイチ運上家遺構残っている。

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運上屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 06:53 UTC 版)

久春古丹」の記事における「運上屋」の解説

場所請負人 寛政2年1790年村山右衛門樺太所を請負う寛政8年から大阪商人小山屋権兵衛藩士板垣四郎、翌9年からは板垣四郎単独となる。 寛政12年1800年松前藩カラフト所を直営とし、藩士高橋四郎目谷二郎管理兵庫商人柴屋長太夫が仕入れ請負った。 1809年(文化6年) - 栖原角兵衛信義)、伊達林右衛門共同北蝦夷地(樺太)場所を請け負う幕命により樺太久春古丹(大泊郡大泊町渓)と宗谷の間に500 石以上の帆船2艘を就航させ、松前陸奥三厩の間にも定期航路開設。 ヲロッコ交易 敷香郡域の幌内川流域以北に住む、ヲロッコやニクブンとの間でおこなわれるオロッコ交易は、クシュンコタンに運上屋が置かれるまで、栄浜郡域の礼や内淵交易となっていた。唐太場所開設後、クシュンコタン(大泊町渓町)の運上屋で行われた。運上屋では、朝貢に近い形態交易おこなわれていたが、山丹交易改革以降はシラヌシ(本斗郡好仁村白主)に移った

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