銀象嵌銘大刀
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銀象嵌銘大刀(ぎんぞうがんめいたち)[注釈 1][注釈 2]は、1873年に熊本県玉名郡和水町の江田船山古墳から出土した、銀象嵌による75文字の銘文が刻まれた大刀(直刀)である。発掘後、他の副葬品とともに博覧会事務局に買い上げられ、現在は博覧会事務局の後身にあたる東京国立博物館が所蔵している。5世紀後半から6世紀初頭に作られたものと考えられており、銘文は文献資料が希少な古代日本の数少ない文献資料として、日本のみならず東アジアの古代史における重要な資料とされている。銀象嵌銘大刀を始めとする江田船山古墳の出土品は、古墳からの代表的な出土品として古墳時代の研究に多大な寄与をしてきていることが評価され、1964年に重要文化財、翌1965年には国宝に指定された。
- 1 銀象嵌銘大刀とは
- 2 銀象嵌銘大刀の概要
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