金子みすずとは? わかりやすく解説

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かねこ‐みすず【金子みすゞ】

読み方:かねこみすず

[1903〜1930]詩人山口生まれ本名テル大正12年(1923)から「金の星」「童話」などの雑誌作品発表西条八十認められ童謡や詩を多数発表するが、結婚後は夫に詩作禁止され断筆昭和5年(1930)自殺代表作大漁」「わたしと小鳥とすずと」など。


金子みすゞ

(金子みすず から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 17:43 UTC 版)

金子 みすゞ(かねこ みすず、本名:金子 テル〈かねこ テル〉、1903年明治36年〉4月11日 - 1930年昭和5年〉3月10日)は、大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した日本童謡詩人。26歳で夭逝するまで約500編の詩を遺した[1]。没後半世紀はほぼ忘却されていたが、1980年代以降に脚光を浴び、再評価が進んだ[1]


注釈

  1. ^ 以前は中国人に殺されたと他殺説が通説だったが、近年は急性脳溢血説が有力である[2]
  2. ^ 矢崎節夫著の『金子みすゞ童謡集』によればカルモチンを服用したとされる。
  3. ^ 青空文庫公式サイトでは、「作者の死後、関係者の努力によって発掘された経緯を踏まえ、現時点では、入力を控えている」としている。
  4. ^ 長周新聞の記事“『話の関門』を探し出そう”[5]に記述がある。矢崎ではなく福田を第一発見者と主張する趣旨の記事だが、矢崎の姿勢そのものに対して「大きなもうけのため」としている。

出典

  1. ^ a b c d e 【ようこそ!偉人館へ】金子みすゞ記念館 やさしさあふれる詩/青年の情熱で再び光『東京新聞』夕刊2022年5月28日3面
  2. ^ 読売新聞2006年(平成18年)4月20日「薄幸の詩人・金子みすゞ 父の他殺説覆す記事」
  3. ^ 矢崎節夫著『童謡詩人 金子みすゞの生涯』(JULA出版局,1993)328頁
  4. ^ 大塚英良『文学者掃苔録図書館』(原書房、2015年)70頁
  5. ^ a b 金子みすゞ 『話の関門』を探し出そう 昭和12年、本紙・福田正義主幹が評論 全部の遺稿読み、詩と人生を紹介”. 長周新聞. 2022年4月5日閲覧。
  6. ^ “こだまでしょうか、いいえ…”. MSN産経ニュース. (2011年4月4日). オリジナルの2011年4月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110407101550/http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110404/its11040415050000-n1.htm 2013年5月22日閲覧。 
  7. ^ “金子みすゞ記念館の入館者数が150万人を突破!”. 山口県長門市観光サイト ななび. (2015年11月17日). https://nanavi.jp/news/2210/ 2022年4月5日閲覧。 
  8. ^ 【YouTube】金子みすゞ子どもうたプロジェクト『子供の時計』『桃』のショートver.を公開中! - ウェイバックマシン(2021年5月12日アーカイブ分)
  9. ^ “劇映画「みすゞ」公式サイト”. https://web.archive.org/web/20010802025241/http://www.kinokuniya.co.jp/01f/misuzu/index.html 2021年11月3日閲覧。 




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