観光のみどころ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 04:32 UTC 版)
「ソフィア (ブルガリア)」の記事における「観光のみどころ」の解説
ソフィアの観光のみどころには、次のようなものがある: 聖堂 聖堂説明画像聖ゲオルギ聖堂 聖ゲオルギ聖堂はローマ時代後期の紀元4世紀のキリスト教聖堂であり、シェラトン・ソフィア・ホテルの建物に囲まれて建っている。聖堂は赤いレンガで作られ、ソフィアで現存する最古の建物とされている。聖堂のドーム中央にある中世のフレスコ画は12世紀-14世紀のものである。 聖ソフィア聖堂 初期ビザンティン様式の聖堂である聖ソフィア聖堂は6世紀に、古代ローマの劇場の上に立てられた。第二次ブルガリア帝国の時代、聖堂は町の中心の大聖堂として使われていたが、オスマン帝国に征服されるとモスクにされた。 アレクサンドル・ネフスキー大聖堂 黄金色のドームを持ったアレクサンドル・ネフスキー大聖堂は、20世紀初期に立てられたものであり、 露土戦争によってブルガリアを解放した20万人のロシア帝国の兵士を称えて建設された。バルカン半島で最大の正教会の聖堂であり、世界でも第2の規模を持つ。黄金色のドームを持つ大聖堂は高さ45メートル、鐘楼は高さ50.52メートルに上る。 聖ネデリャ教会 聖ネデリャ聖堂は歴史上、破壊と再建を繰り返し経験してきた。ここでは1925年に聖ネデリャ教会襲撃事件が発生し、死者150名を出したといわれている。事件の後、聖堂は再建され、現在の姿となった。聖ネデリャ聖堂はブルガリア正教会のソフィアの主教座聖堂である。 聖ペトカ教会 小さな聖ペトカ聖堂は14世紀に立てられたもので、当時の美しいフレスコ画を残している。身廊一つを持ったこの聖堂は、11世紀のブルガリアの聖人聖ペトカ(Петка Българска、Petka Bulgarska)に捧げられたものである。 奇蹟者聖ニコライ聖堂(ロシア教会) ソフィアのロシア教会として知られるロシア正教会の奇蹟者聖ニコライ教会は、1914年にロシア皇帝で後に聖人に列せられたニコライ2世に捧げられたものである。建設には建築家のアレクサンドル・スミルノフが携わった。スミルノフはアレクサンドル・ネフスキー大聖堂の建設にも携わった人物である。 博物館とギャラリー 博物館説明画像ブルガリア国立歴史博物館 国立歴史博物館は、東ヨーロッパで最大の博物館の一つであり、65万点を越える品を収蔵している。古代トラキア人の宝物や、古い武具や武器類、中世の教会の石碑などが収められている。 国立考古学博物館 国立考古学博物館は、1474年に立てられたオスマン帝国時代の最大にして最古のモスクを使用している。博物館にはバルカン半島各地から見つかった多くの考古学的遺品が収蔵され、トラキア人の黄金の宝物などが納められている。博物館はブルガリアで最古の類であり、1905年に設置された。 ブルガリア国立外国アート・ギャラリー 国立外国アート・ギャラリーは19世紀の建物を使用している。ギャラリーには西洋美術、アジア美術(仏教美術、日本美術、インド美術など)、アフリカ美術や、現代美術、エングレービングなどのセクションがある。 その他の場所 イヴァン・ヴァゾフ国立劇場 スラヴェイコフ広場 国立文化宮殿は、文化や会議などのために作られた、多目的複合施設である。共産党支配下の1981年に建設され、緑豊かな公園に囲まれて立っている。 バーニャ・バシ・モスク - イスラム教のモスク。バーニャ・バシ・ジャーミヤ、あるいはバーニャ・バシ・ジャミとも。 ヴァシル・レフスキ国立競技場 - サッカー、ブルガリア代表チームのホームスタジアム 屋外のランドマーク 解放者皇帝のモニュメントは露土戦争によってブルガリアを解放したロシア帝国の皇帝アレクサンドル2世の像である。 ソフィア最大の商業的な通りであるヴィトシャ通りには、ウィーンの黄色い石で作られた建物が並ぶ。 ヴィトシャ山は、ソフィアの象徴の一つであり、ソフィアから自動車で容易に到達でき、年中開放されている。冬季にはスキーやスノーボードが盛んであり、夏季にはハイキングが人気である。 ボリス公園は、ソフィアの主要な最古の公園であり、1884年より建設が始まった。 その他 公共温泉浴場、マヨリカ(Maiolica)のタイルで飾られた浴場であり、1911年に完成した。 TZUM、ソフィア最古で最大のデパート ラルゴ、ソフィア中心部の建築群であり、多くの国家機関の中枢が置かれている。 ソフィア動物園
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