第27期生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 05:13 UTC 版)
「WORST (漫画)」の記事における「第27期生」の解説
ゼットン / 花澤 三郎(はなざわ さぶろう) 鈴蘭の顔役の一人で、かつての新四天王。同期で最も強く、かつては鈴蘭最強の男だったが、九里虎にタイマンで敗れその座から陥落している。派閥を作らず一匹狼を通しているが、秀吉や軍司など他の顔役とは良好な関係を築いている。 愛校精神が強く鈴蘭の将来を憂慮しており、花の姿に鈴蘭を変える可能性を見出し、九里虎と結びつけそれとなく目をかけていた。卒業後は鈴蘭で不良少年を教えたいと教師を志し、戸亜留市で浪人生活を送り受験勉強に励んでいる。 花が3年に進級する時に九里虎から受け継いだベルトのバックルは、その前年にゼットンが九里虎に渡したもので、元々は先輩である坊屋春道から譲り受けたものだった。 「WORST外伝 ゼットン先生」では東北の大学を卒業後、母校である鈴蘭高校で教壇に立つことを夢見ていたゼットンだったが、その願いはかなわず、天香国高校という学校に赴任した。そこで落ちこぼれを集めた「2-Z組」を受け持つことになったゼットンは、校長から「ある条件を満たせば鈴蘭への推薦状を書かなくもない」と持ちかけられる。 加東 秀吉(かとう ひでよし) 秀吉一派の頭。通称「狂犬」。「京華中」出身。同期での実力はゼットンに次ぐナンバー2。鈴蘭で派閥を持つも、ブッチャーに「凄味はあるが人望がない」と言われる(ブッチャーが花を一派に勧誘する際に説明)。マサと常に行動を共にしており、マサが鳳仙に襲われた時は単独で殴りこみに行く。元々は自分よりも格上の相手とのケンカにこそ燃える性格であったが、ゼットンに敗れて以降は若干丸くなってしまい、そのことをブッチャーに悟られたことで自分に憤りを感じていた。鳳仙との抗争では自分よりも格上のキングジョーとの壮絶なタイマンを見せ、健闘するも敗れる。 黒澤とは一年戦争で勝ち残ったらタイマンをすると約束したが黒澤が九里虎に敗れたために果たされず。2つ年上の女子大生と付き合っているらしい。いつも図書室にいるが、読んでいる本は漫画である。卒業後は東京へ。 マサ / 小林 政成(こばやし まさなり) 秀吉一派の副頭。「京華中」出身。いつも秀吉と行動を共にしており、秀吉とは十年来の親友同士である。 前作からケンカの描写がほとんど無く、その実力もあまり分からないが、それなりに強いとは思われる。鳳仙との抗争では最初の奇襲に遭い、秀吉が激怒するきっかけとなった。知恵の輪が苦手。卒業後は東京へ。 岩城 軍司(いわしろ ぐんじ) 岩城一派の頭。「海老塚中」出身。同期での実力はゼットン、秀吉に次ぐナンバー3。ブッチャーには「人望はあるが華がない」と言われる(ブッチャーが花を一派に勧誘する際に説明)。鉄生をも圧倒する威圧感を持つ。幼馴染の十希夫を可愛がっており、"賭け"ではいつも当然と十希夫に賭ける。花が番長になることを期待して、自分の一派には誘わずに見守った。鳳仙との抗争では格下の光信・光義らに奇襲を仕掛けられ敗北。卒業後は実家が左官業のため町に残る。クローズ時代の坊主頭から髪を伸ばして七三分けにし、ヒゲを蓄え眼鏡をかけたので雰囲気が変わった。また、寛容かつ男気ある性格で、人望のある人物へと成長している。 コメ / 米崎 隆幸(よねざき たかゆき) 「井田中」出身。左眉がなく、左目の下に傷がある。ゼットン同様、派閥を作らない一匹狼で鈴蘭の相談役といった位置づけ。常に冷静沈着であり頭もキレる。鈴蘭を変えようとゼットンと一緒に花と九里虎を接触させる。九里虎のやる気のない態度に対して、「数ある不自由と戦わずして自由は手にできない」と一喝する。花が番長になることを期待している。鳳仙との抗争では江花らの奇襲に遭い敗北。卒業後は知り合いの六本木のバーで働く。
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第27期生
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ゼットン / 花澤 三郎(はなざわ さぶろう)(声: - /石川英郎) 桔梗中出身。春道の中学時代の後輩。中学1年の時、ウルトラマンと呼ばれる横暴な体育教師を倒したことから、『ウルトラマンを倒した男』としてゼットンというあだ名を付けられた。蹴り技を得意とする。 春道が3年生の時に新入生として鈴蘭に入学、秀吉を倒して一年戦争の覇者となり、その後春道にタイマンを挑み敗れた。春道が鈴蘭を去った後は、派閥を作らないながらも実質的なリーダーとして鈴蘭を仕切っている。登場初期は寡黙で無表情だったが、話が進むにつれて明るく不遜な性格になっていった。 鳳仙学園のキングジョー、黒焚連合の中島信助、武装戦線の武田好誠と並び『新四天王』と呼ばれた。 加東 秀吉(かとう ひでよし) 京華中出身。プライドが高く不遜な性格で、先輩に対しても非常に挑発的な態度をとり、その喧嘩の実力と気性の激しさから「狂犬」と呼ばれている。一年戦争では米崎を倒し軍司にリタイヤを認めさせるも、最後はゼットンとのタイマンに敗れ、その後ヒロミと戦って敗北した。中島信助とは中学校時代から因縁がある。幼馴染のマサと行動を共にしていることが多い。 岩城 軍司(いわしろ ぐんじ) 海老塚中出身。ポン・マコ・ヒロミの中学時代の後輩で特にポンを慕い、三人を目標に海老塚中を実力で支配していた。鈴蘭に入学した時、かつての威圧感がなくなったポンらに失望し、一年戦争の覇者となってポンらを倒すことを目指していたが、有働ら数人の襲撃に遭い脱落、ゼットンと秀吉のタイマンの立会い人となる。その後ポンとのタイマンに敗れて互いに強さを認め、再びポンの舎弟となった。中島信助は小学校時代の同級生である。 コメ / 米崎 隆幸(よねざき たかゆき) 井田中出身。左目の下に傷痕があり、左眉を剃り落としている。(2年時の姿が描かれた外伝『その後のクローズ』では左眉は剃り落とされていない。) 一年戦争では秀吉に完敗し脱落、その後有働達の軍司襲撃に勧誘されるも断り、一年戦争後はゼットン・秀吉・軍司らと行動を共にするようになった。2歳年下の彼女がいる。コメというあだ名は、秀吉とのタイマンの時に「コメ崎」と呼ばれたことに由来している。 マサ / 小林 政成 (こばやし まさなり) 京華中出身で、秀吉の幼馴染。秀吉とは常に行動を共にしている。秀吉に負けず劣らず気性が激しい。河二の安藤とは子供のころからの因縁がある。本名は小林政成というが、本作の時点ではまだ公開されていない。 有働 保則(うどう やすのり) ゼットンらの同級生。五中出身。ゼットン・秀吉・軍司に敗れた森田・竹内・田島らを仲間に引き入れ、闇討ちで三人を倒し一年の頂点に立つ計画を立てて軍司を一年戦争から脱落させたが、直後に四人揃って秀吉に倒され、鈴蘭から姿を消した。
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