発売後の批評
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 00:51 UTC 版)
「Dishonored」の記事における「発売後の批評」の解説
評価Dishonoredは批評者から高評価を得た。レビューサイトの集計を出しているen:GameRankingsはMicrosoft Windowsバージョンの8つのレビューの得点の平均が、90.62%、PlayStation 3バージョンの21個のレビューの平均が89.79%、Xbox360バージョンの30のレビューの平均が89.18%であったと発表した。Metacriticも、Microsoft Windowsバージョンの20個の評価から100点中91点、PlayStation 3バージョンの21個の評価から100点中89点、Xbox360バージョンの46個の評価から100点中89点であったと発表した。 en:Shacknewsのジョン・キーファーはこのゲームは「ストーリードリブン形式のロールプレイングゲームでは至極だ。Arkaneは模倣する価値のあるゲームの公式を作り上げた。」と評した。特に、ついついハマってしまうかもしれないと感じたストーリーを称賛し、例えばパワーのようなゲームに弄された技術はその本質ではなく、ストーリーを減じていないと評価した。けれども、彼は一部のミッションは説明が不足しており、プレイヤーが迷子になってしまう、また、あるストーリーのポイントにはもっと説明が必要だとも感じた。en:The Vergeの記者ギーズは「末期的な物語の過ち」を作ったと酷評したが、その「統一されたビジョン」と「雰囲気を出すための現代とは異なるデザイン」を称賛した。IGNのカム・シェアも「記憶にはっきりと残った部分を合わせたよりもDishonoredのストーリーが素晴らしくないというのは残念だ」といったが、「Dishonoredは友達と語り合いたくなるようなゲームで、何週でもプレイしたくなるだろう。」と力説した。 G4TVのジェーク・ガスキルは「Dishonoredはクリエイターによって結ばれた、見事で、あるいは狂人的で、野心的な約束をほとんど毎回果たしてくれる。」と評した。en:Eurogamerのダン・ホワイトヘッドはそれを2012年で最高のゲームの一つと呼び、ユニークで、独創的で、特徴的なミッションがアーチ状のストーリーがひっくり返って忘れられないゲームプレイを許すが、後のゲームが、より一般的なミッションと予期せぬ結末を提供できるのか考えたと言った。また、ホワイトヘッドは前後の操作への反応が鈍く、バグの多い敵のAIに批判的である。en:Giant Bombのパトリック・クレペックは戦闘は「いい感じ」だと思ったといい、多様な手法でミッションをクリアすることを許した「予言的な」魔法の能力を称賛した。クレペックはまた、全体的なストーリーの質とくどい会話とエンディングを批判した。 米Kotakuのジェイソン・シュライアーはゲームプレイの自由さを称賛し、同時に「Dishonoredのプレイはデザイナーの遊び場に入るような気がする。道具の一式を渡され、その道具で実験したり、壊したりできる……。」と言っている。 en:Game Informerのジョー・ジューバーは予想できないステルス・メカニックをもたらす、支離滅裂な敵の捜索を批判した。ジューバはこのゲームはより困難なゲームプレイと、不満足なエンディングと二者択一的なゲームプレイスタイルでステルスを促進することで暴力的なプレイヤーを罰しているとコメントした。けれど、ジューバはこのアートデザインを称賛した。en:Computer and Video Gamesのアレックス・デイルはこのゲームを「今世代で最高のゲームの一つ」と呼び、Dishonoredはより古いゲームを吸収し、プレイヤーがアドバイスなしで解決法を理解できるようにしという点で卓越していると考えていた。デイルはそれは「この長い間で」最初の本当のステルスゲームだといい、今世代のゲームでは、Thiefシリーズが最も近い例えだとした。また、「Dishonoredはあなたにそこにあるものすべてを見ることを要求しない、あなたがそうすることを保証できるほど十分強制的ではあるけれども」といい、このゲームの多様なリプレイ性を称賛した。 テレグラフ紙のトム・ホギンズはこのゲームをDeus ExやThiefのような「プレイヤーの選択とコントロールを重視した世紀の変わり目であるということから、男のゲームだと思っている」と比較した。また、同時代の「騒々しく、軍事に取りつかれたような絶叫マシンとは相互に、ほとんど類型的作品がない」とも対比した。ホギンズはアビリティをアンロックした後、クリアしたミッションを再プレイできないことと唐突なエンディングに批判的であった。en:News.com.auのウィリアム・コルヴィンはこのゲームを「中間の大成功」と説明し、「それはヴィジュアルと、ストーリーと、キャラクターのパフォーマンスの基準となり、本当に問われるべき唯一の欠点は多すぎる選択が与えられることだけだ」といった。彼はまた、それは「あなたが今年プレイできるゲームの中で、確かに最高に見えるゲームだ」といった。Joystiqのアレキサンダー・スリヴィンスキはこのゲームストーリーはダンウォールの作られた世界のほとんどを探検しないと感じたが、操作はうまく動いているといい、設定により可能になるゲームのメカニクスを称賛した。 GameSpotのクリス・ウォーターズは敵の知能を批判したが、リプレイ性を称賛した。ウォーターズは「いやおうなしにリプレイしたいと思うまれなゲームだ……。抗いがたい魅力を持ついアビリティに、大胆なアートデザイン、多彩なキャラクター、そして何より、自由度の高さがDishonoredを今年もっとも驚異的なゲームの一つにしている。The Escapistのスーザン・アーレントはストーリーの良いペース配分を好んだ。アーレントは十分にアップグレードをしたとき、将来の強化とリソースのために、同レベルの探索の望みが絶たれている能力を有利にする、保障されたプレイスタイルとともに、将来の適応性の深さも欠点だといった。
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