番組本編中のCMとは? わかりやすく解説

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番組本編中のCM

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:21 UTC 版)

コマーシャルメッセージ」の記事における「番組本編中のCM」の解説

生コマーシャル」も参照 テレビ放送開始当初から1970年代初頭まで、特に一社提供番組本編中に画面下部字幕スーパーCM入れること(テロップCM)が日常的に行われていた。1975年10月1日より日本民間放送連盟加盟局間でテレビCM総量規制申し合わせられ、この方式を原則自粛した民放連放送基準150条に「スーパーインポーズは、番組中においてコマーシャルとして使用しない」と定められる至っている。ただし上記条文には「スポーツ番組および特別行事番組におけるコマーシャルとしての使用は、各放送局定めところによる」との例外規定があり、以下の事例でのスーパーによるCMが行われている。朝日放送テレビ毎年8月に開く全国高校野球選手権大会中継地上波関西ローカル)で試合中挿入するスポンサーCM阪神甲子園球場スタンド風景絡ませ放送している。1961年のみ放送した湯浅電池当時。のちのジーエス・ユアサコーポレーション)は試合中商品企業ロールテロップ1962年 - 1994年まで住友グループ画面下にスポンサー企業社名表示アニメーション1990年頃2年間だけVTR素材による人形劇パフォーマンス)、1995年以後複数スポンサー提供扱いになってからも、一部スポンサー大会専用オリジナルCM放映している。オリジナル版制作していない企業の場合通常バージョンCM画面右下露出するプロ野球中継でもさまざまな番組内CM試みられている。2002年フジテレビ画面得点表示とともにコカ・コーラロゴ挿入されるなどしている。1990年代日本テレビ東京ドームでの試合の際ピッチャーなめのバッターボックス画像で、後部の壁の企業表示時間と共にCG変更させる手法試している。2007年テレビ朝日及びその系列局製作する野球中継で、リプレイ部分トヨタ自動車などのロゴ表示させている。「○○協賛スポンサー名)ラッキー7」と銘打って7回の表裏協賛スポンサーロゴ画面右上に表示されるジャパネットたかたはかつて、MBSテレビ阪神タイガース戦中継(週末デーゲーム)において、イニング合間数分間で生CMにてテレビショッピング行ったこともあった。 Jリーグ草創期日本テレビテレビ東京中継では、基本的に試合中テレビCM流さず代わりに試合中継映像とともにスポンサー企業の名あるいは商品画像表示していた(日テレスコア経過時間表示部分、テレ東画面下)。TBS全国生中継)、関西テレビ大阪地区ローカル生中継)のJリーグ中継は、通常バージョンテレビCM試合中継映像との2画方式放送したこともあった。現在は静岡放送経過時間表示部分)とKBS京都画面下)でスポンサー表示が行われている。 2006年11月19日テレビ朝日系放送東京国際女子マラソンで、土佐礼子選手高橋尚子選手が1位争いをしていた25km付近のところで、画面下を使ってNTT DoCoMoアニメーションドコモダケ)と社名表示によるCM放送された。 2021年開催され2020東京オリンピック一部中継内で、画面右側使ってコカ・コーラの6秒CM放送された。 番組本編中にスポンサー社名・ロゴマーク商品名商品実物撮影する例。日本テレビ・「全日本プロレス中継」で、試合合間スポンサーである三菱電機の「三菱掃除機風神」でリング掃除するシーンテレビで放映され画面下方に「風神」のロゴタイプ現れて、実況担当アナウンサー実況合間に「この放送は、皆様ご覧テレビジョン始め数々電化家電製品おなじみ三菱電機が、全国皆様お送りしています」とアナウンスしていた。 1965年5月フジテレビ系(発局:東海テレビ)で放映された『世界フライ級タイトルマッチ エデル・ジョフレファイティング原田』の試合で、ラウンド間にニッカウヰスキー当時CMモデルだった沢本忠雄がその商品パネルとともに映し出された。 ロート製薬一社提供番組の『アップダウンクイズ』・『クイズダービー』・『底抜け脱線ゲーム』など、クイズ番組のセットフリップ中に企業商品名ロゴマーク印刷塗装する例。 1989年NNN日本テレビ系のニュースネットワーク)の参議院選挙開票速報のうち、日立グループ提供の20時からおよそ2時間では、各党派獲得議席数をデジタル数字表示させるスタジオ内の装置に「HITACHI」のロゴ取り付け(これ以外の時間帯取り外し)、「この時間日立協力により、開票速報ノーCMお送りしています」とアナウンスし代わりにCMを流さなかった。同時間内系列局飛び降り部分でもCM流れずPT等も存在しなかった、完全なCMなし時間帯となった番組主題歌に、スポンサーの名を入れ込む例があった。最初期テレビアニメほかの児童向け番組における、「グリコグリコ、グーリーコー」と歌う、いわゆる「グリココール」(例:『鉄人28号 (テレビアニメ第1作)』などのフジテレビ系「グリコアワー」作品主題歌)。 「不二家の時間における、エンディングテーマ最後に番組スポンサーである不二家マスコットペコちゃん番組主人公一緒に登場し不二家不二家、ではまた来週」と歌うもの。

※この「番組本編中のCM」の解説は、「コマーシャルメッセージ」の解説の一部です。
「番組本編中のCM」を含む「コマーシャルメッセージ」の記事については、「コマーシャルメッセージ」の概要を参照ください。

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