放送通信審議委員会
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「放送通信委員会」の記事における「放送通信審議委員会」の解説
韓国放送通信委員会は、前身の時代から放送番組の審査(過去は事前検閲)を行っており、審議委員会に於いて適用される審議規定を設けている。 KBSを含む韓国の全放送事業者は、放送開始・終了時の局名告知において字幕またはアナウンスで、「(わが放送局)は放送通信委員会の審議規定を遵守」(○○방송은 방송통신위원회의 심의규정을 준수)することを宣誓するとともに、番組編成・広告放送の責任者名を明示することを義務付けられている。審議規定に反した放送が行われた場合は、ペナルティーの対象となる。以下は、日本でも知られるようになった、主な規定の内容である。 番組本編中のCM挿入厳禁。これにより、長時間ワイドショーは、編成上1部・2部制の別番組として、その合間にCMを挟む手法が採られている。(地上波のみ。総合編成局は放送法施行令により、日本同様中間広告が認められている) 放送開始・終了時には必ず国歌を流すこと。テレビの場合、開始時はきょうの編成→国歌→局名告知(上記宣誓)、終了時は局名告知(上記宣誓)→国歌の順番をとる局が多い。ラジオは順番が前後するケースがあるものの、国歌は必ず流す。 地上波テレビでは、省エネなどを目的として、24時間放送は編成上やむを得ないケースを除いては、原則として行ってはならない。衛星波テレビはこの限りではない。かつては平日昼間の放送も禁じられていた。 やむを得ない事情としては、オリンピックやワールドカップなど、海外で行われるスポーツイベントを生中継する際、時差の関係でどうしても深夜にならざるを得ないケースが中心だが、稀に災害・事件報道などで、最新情報を伝える必要があるというケースも含まれる。 なおこの規制については順次緩和されているものの、2014年2月の時点で地上波はKBS第1テレビジョンだけが24時間放送を認められている状況である。 報道など一部のジャンルを除いては、地上波・衛星波を問わず所謂「レーティング」(年齢による視聴制限)を課すことを義務付けている。該当する番組については編成表や番組開始時に視聴可能な年齢を明示しなければならない。例えばKBSテレビの場合、「一般(誰でも)」「7歳以上」「12歳以上」「15歳以上」「19歳以上」に分かれている。 審議委員会は、慰安婦の自発的売春や、日本の朝鮮半島統治による恩恵の存在、竹島に対する日本の領有権を主張をしているブログや掲示板などの「親日賞賛サイト」の記述を、強制的に削除したり接続を遮断している。
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