獣獄祭参加者
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黒居 佑(くろい たすく) 「牙魔猫(タスマニアデビル)」の名を持つ獣闘士。第2章にて登場し、試闘での純の相手。純と対戦するが、野本の干渉によって無効試合となる。その後、野本から純と共に出資され獣闘士となる。 特区区立学校でも札付きの不良少女だが、自分に対してまったく物怖じしない純とチームメイト兼友人となる。 「獣獄祭」一次予選にて純、ハイジとチームを組んで参加をするが、終盤の獣巨人戦に於いて倒れ伏せた獣巨人への攻撃に夢中になっている瞳に攻撃を仕掛け優位に立つも回復した獣巨人の爪による一撃で死亡するが、その事実は表向きには隠蔽されている。 テレビアニメ版では最終回の純が獣人特区に来た場面での1カットにて登場する。 護藤 ハイジ(ごとう ハイジ) 第2章から登場。「山羊(アイベックス)」の名を持つ獣闘士。普段は気だるげな態で、生身の運動能力も高くはない。純、佑とチームを組み「獣獄祭」一次予選に参加する。獣化すると脚が変化し、頭部から角が生える。忍者ヤギとも呼ばれる身軽さと不整地をものともしない脚力、10キログラムを超える重量の角によって相手を打ち上げ続ける必殺技「山羊撹拌撃(アイベックスミキサー)」を使う。 子供のころから高いところが好きだったが、他の誰も自分に付いてこれないのに不満を感じていた。ある日、当時日本に来たばかりの瞳と出会う。自身と同じ位置を知る彼女から(当時はまだ非合法イベントだった)牙闘の存在を聞かされていた。 宇崎 和(うざき のどか) 第2章から登場。「樹懶(スロース)」の名を持つ獣闘士。下手な男性よりも逞しい体つき。戦うことがあまり好きではなく「獣獄祭」一次予選中も洞窟で隠れていたが、純の戦う姿を見て放っておけなくなり、気絶していた純を自分の隠れ家で介抱していた。その見た目から怖がられやすく人付き合いも苦手なようで純が怖くないと言った際には感激していた。獣化すると上半身が肥大化、顔や手がナマケモノとそっくりになる。パワーはすさまじいが、スタミナがまったく無い。その正体は人間ではなく、祠堂が人化手術で人間に改造された生まれつき特殊な遺伝子を持ったノドチャミユビナマケモノの子供で、2人目の「宇崎」と呼ばれる存在。 管理局からは戦闘を含めた行動をモニターされており、獣人としては希少な個体であり、実は感情が昂ぶると臨界点を突破したナマケモノの因子および遺伝子が先祖返りを起こして巨大な獣巨人(ギガント)と称される「大懶獣(メガテリウム)」に変位獣化するなど、古代の絶滅動物に獣化する初の獣人。 灰渕 絵奈(はいぶち えな) 第2章から登場。チームE所属の獣闘士「鬣狗(ハイエナ)」。ルールを都合よく解釈したハメ技や漁夫の利を狙った手段を使う。女性だがハイエナの特性から擬似陰茎があり、女性をレイプする性癖を持つ。そのことで純から「変態の人」とカメラクルーや他選手の前で呼ばれてしまい「変態」の呼称が定着してしまう。 凡崎 萌(はんざき もえ) 第2章から登場。「蠑螈(サラマンドラ)」の名を持つ獣闘士。佑の不良友達であり、チームV所属の獣闘士。獣化すると身体全体が滑りを帯び、手が大型化して尻尾が生え、心臓をぶち抜かれても死なない再生力を発揮する。「痛み=快感」と感じる生粋のマゾヒストで、ダメージが蓄積し絶頂すると背中から毒液を噴射する「蠑螈毒射(サラマンドラファイア)」を使う。 元々コミュニケーションに難のある性格だったが、ケガを負った際に周囲が気を使ってくれたことを切っ掛けに自傷行為を繰り返すようになった。ある日、致命傷を負い獣化手術を受けたことで延命した。 有森 豪(ありもり ごう) 第2章から登場。「大蟻喰(ジャイアント)」の名を持つ獣闘士。佑の不良友達であり、チームV所属の獣闘士。獣化すると上半身がオオアリクイそのものとなり、異質な骨格によって強化された殴打で戦闘を行う。佑に惚れていたようで、獣巨人への攻撃をためらった純を責めるがチームメイトであるランベルトに制止される。 ランベルト 尾形 (ランベルト おがた) 第2章から登場。「更格廬(カンガルー)」の名を持つ獣闘士。佑の不良友達であり、チームV所属の獣闘士。獣化すると顔面と手足がカンガルーとそっくりになり、時速60キロで移動することが可能になり、その脚力を応用した蹴り技、パンチ、締め技などの多種多様な格闘技で戦闘を行う。 佑の死に思うところがない訳ではないが、獣巨人の一撃で気絶していた自分たちに純を責める道理はないと豪を制止している。その点から「まともな人」と思われていたが、高所にいるハイジのパンツを見て一目惚れしたと告白するも撃退され、本戦出場資格を剥奪される。
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