獣戦機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/08 00:22 UTC 版)
「超獣機神ダンクーガBURN」の記事における「獣戦機」の解説
作中解説ではもともと21世紀初頭に地球で用いられていた兵器とされている。当時戦闘は高度な自律型コンピュータを備えた無人兵器に移行していたが、コンピュータ技術に劣る国が野生動物の脳を移植して作り出したとされる。その動物特有の非論理的な動きが、“敵(フォア)”の機動兵器に対抗できたことを知り、脳をバイオチップに置き換えて生産されたのが獣戦機と呼ばれる自我を持った兵器であった。作中では“敵(フォア)”戦に投入するも野生化した初期型の獣戦機がシャピロの誘導でダンクーガに敵対するというシーンも描かれた。 イーグルファイター 鷲のバイオチップを持ち、猛禽類の獣性を備えた獣戦機。重力子発生装置を備えており鳥型、飛行機、人型とに変形が可能。合体後は頭部と背面ユニットを形成する。バイオチップにより自我を持ち、無人でも戦闘が可能。機体色は白と黒。 ビッグモス 象のバイオチップを持ち、象の獣性を備えた獣戦機。移動砲台でありダンクーガBURNの火力を一手に引き受けている。象型、戦車、人型に変形可能。合体後は両腕、胴体、太ももを形成する。原作ビッグモスが腹ばい状態で獣型になったのに対し、BURNのビッグモスは機体後部を展開し肩に、後肢を腕とに変形する。機体色は緑地の森林迷彩に一部白。バイオチップにより自我を持ち、無人でも戦闘が可能だが二葉以外の命令は受け付けない。二葉がつけた愛称はポチであり、そう呼ぶと反応する。 ランドライガー/ランドクーガー 豹などのバイオチップを持ち、猫科の猛獣の獣性を備えた獣戦機。四足獣型、獣頭付き戦闘車両、人型に変形が可能。それぞれ手持ち武器ともなる砲を装備。合体後はライガーが左足(膝から下)、クーガーが右足となる。機体色はライガーが白、クーガーが黒に夜間迷彩。同型機だが、人型のシルエットと頭部の意匠が異なる。バイオチップにより自我を持ち、無人でも戦闘が可能。2体が対で行動することが多く俊敏性を活かした戦闘を得意とする。ユーリがつけたランドライガーの愛称はキング。静香が考えたランドクーガーの愛称はナイト・メアだったが実際につけたかは不明。
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獣戦機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 06:52 UTC 版)
葉月博士が設計した4機の超兵器。それぞれの機体が通常兵器型のノーマルモード、獣型のアグレッシブモード(ビーストモードとも呼ばれる)人型のヒューマロイドモードの三つの形態を持ち、さらに合体してダンクーガになる。操縦者の精神エネルギーに感応することで通常兵器をはるかに超える戦力となるが、その反面、操縦者への負担が大きいため、並外れた精神力の持ち主でなければ使いこなせない。忍たちでさえ、合体が可能になるまでには数ヶ月を要している。イーグルファイター以外の3機はスイッチを押すことでアグレッシブモードに変形する。当初はヒューマロイドモードへの変形機能や合体機能は伏せられており、話が進むにつれて明らかになっていった。イーグルファイター以外は単独での飛行機能を有していない陸戦仕様であり、この3台の長距離移動に際しては、常に輸送機が利用されていた。 なお、ヘルメットのバイザーの色は通常は青だが、アグレッシブモード時は赤、ヒューマロイドモード時は緑、合体時は黄色へと変化する。 各機体の変形シーンバンク作画については、イーグルは羽原、他の三体は大張が担当(ダンクーガ、ガンドールの変形バンクは伊藤浩二)。 ※各機の名称やモードの呼称は、劇中では統一されていないこともあった。ここでは現在一般的に使用されている呼称で統一する。 イーグルファイター(AGT-1) 忍が操縦する、鷲を模した戦闘機。忍が着任の際に乗りつけた戦闘機を改造して造られた。アグレッシブモードは変形するのではなく、機体が青いバリアに包まれ、これを利用した突撃で敵を粉砕する。他の3機とは違い忍の精神エネルギーに感応して、ノーマルモードからアグレッシブモードへ自動的に切り替わる。ヒューマロイドモード時はビームガンを使用。合体時はダンクーガの頭部を形成する。 ランドクーガー(AGT-2) 沙羅が操縦する中型戦車。アグレッシブモードは豹型で、俊敏な動きで敵を翻弄する。ヒューマロイドモード時はブラスターガンを使用。合体時はダンクーガの左足を形成する。 ランドライガー(AGT-3) 雅人が操縦する中型戦車。アグレッシブモードはライオン型で、クーガーより装甲が厚い。ヒューマロイドモード時はクーガー同様ブラスターガンを使用。合体時はダンクーガの右足を形成する。『白熱の終章』では冷凍状態の雅人に代わり、彼の精神エナジーと同調させたユニットが組み込まれるが、それが破損した後は、シャピロが搭乗した。戦いが終わった後、息を引き取ったシャピロを宇宙葬するための棺桶として、ダンクーガから切り離された。 ビッグモス(AGT-4) 亮が操縦する重戦車。他の機体に比べてはるかに大型で、兵員輸送能力も有している。そのため、コクピットは他の3機のものの何倍もの広さを有する。アグレッシブモードはマンモス型で、鼻と牙、そしてその重量を活かして戦う。ヒューマロイドモードではビームランチャーを使用する他、脳波操縦システムを使用し、主に亮が得意とする拳法をトレースする事で戦う。合体時はヒューマロイドモード時の胴体・両腕・両脚がそのまま、ダンクーガの胴体・両腕・両脚と、ほぼ全身を形成する。
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