機械化小隊(マシンナーズ・プラトゥーン)
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「スプリガン (漫画)」の記事における「機械化小隊(マシンナーズ・プラトゥーン)」の解説
志願者ないし作戦中の事故等で欠損した身体そのものを機械化(サイボーグ)とした兵士で構成された、アメリカ軍の秘密部隊。隊員は将校待遇となっている。 マクドガル 声 - 相ヶ瀬龍史 / 村瀬歩 機械化処置で強化されたアメリカ軍の極秘部隊、機械化小隊(マシンナーズ・プラトゥーン)の一人。階級は大佐。10歳くらいの少年だが高い知能を持ち、脳に「頭脳磁界増幅装置」を埋め込んでいる。これによって強力な衝撃波を放つことができ、「悪魔の力を持つ男」と恐れられているが、その副作用として脳に莫大な負担がかかり、少し力を使いすぎると猛烈な頭痛に襲われる上、物語登場時点で寿命はあと数年だった。アメリカ軍の大部隊と、同じ機械化小隊のファットマン、リトルボーイを率いて、「ノアの方舟」の発掘現場を襲撃する。地球環境を汚染し続ける人類を憎悪し、「方舟」の力を用いて人類抹殺を目論む。 アイアンアーム 本名ダッチ・メイトリスク。元機械化小隊(少佐)だが、より強い敵を求めて脱走兵となった。名前の通り両腕が機械であり、右腕は高熱を発するヒート・クラッシャー・システム、左にはA.Mスーツでも防げない高震動粉砕システムを持つ。テスカポリトカに雇われて御神苗を襲ったが、御神苗を真の強敵と認め、勝負のためにテスカポリトカをも裏切る。 その後、優との一騎討ちで再起不能の重傷を負うが、テスカポリトカの魔術により人豹(ワージャガー)へと姿を変えられてしまい、理性なき怪物となり優に襲いかかる。最期は優に倒されることで人間の身に戻るが、彼の健闘を称えて息を引き取った。 ファットマン 声 - 高野拳磁(第1作) 機械化小隊の一人でマクドガルの部下。常人を遥かに上回る大男で、巨大なガトリング砲を軽々と扱うパワーとオリハルコン製のボディアーマーによるタフネスが持ち味で、一時は優を追い詰めた。最期は優に倒され、ジャンにとどめを刺され死亡。 リトルボーイ 声 - 鈴木勝美(第1作) 機械化小隊の一人でマクドガルの部下。ファットマンとは対照的な小男。左腕に硬質ワイヤーカッター、右腕に連発式のグレネードランチャーを内蔵する。自称、機械化小隊でNo1のスピードだが、ジャンには遠く及ばなかった。獣人化したジャンに殺される。 ジャック・ザ・リッパー 機械化小隊。階級は大佐。機械化した両腕にオリハルコンの振動剣を仕込んでおり、「ノンモの舟」発掘現場を襲撃する。闇にまぎれて気配を消す隠形の技と、巧みなブレードさばきで優を追い詰める。実直な軍人で、兵士としての自分の役目に誇りを持っていたが、優との戦いを経てその考えに変化が生ずる。 サンダーボルト SPECIAL ACT『GOLD RUSH』に登場する機械化小隊。次世代型の機械化処置で腕に仕込まれたレーザーを照射し、イオン化した大気成分で導線を作ることで、同じく仕込まれた装置で発生させた電撃をそこに伝わせ、任意の標的に向かわせることができる。 ヘッジホッグ 機械化小隊で、人種差別意識がある。階級は大尉。右手のニードルガンから硬質の針を射出、A.Mスーツの精神感応繊維の隙間を縫ってダメージを与える事ができる。インディアンの伝承による「白人文明の崩壊」を阻止すべく、最初は国の代表として意向を伝えにインディアンの族長と対面したが決裂、一個小隊で抹殺しようとした。優を苦しめるが、殴り倒された。 サイドワインダー 「聖櫃」に登場する機械化小隊。指から射出する、ワイヤー付きのドリルが武器。トライデント側の人間として豪華客船「シバの女王」に乗り込み、御神苗やボーと戦った。最終的に聖櫃を手に入れ軍用機を使って脱出するが、聖櫃の齎す災いに巻き込まれて消息不明となる。 ハミング・バット 「FIRST MISSION」に登場する機械化小隊。階級は少佐。アンゴラでの秘密任務中に重傷を負い機械化手術を受け機械化小隊の一員となる。通称「無血の伝道者」。その両腕の機械には超音波によって脳神経を破壊する機能が実装されている。神への信仰心が篤く、それゆえに自分自身に神が人間に課した贖罪を執行せよという考えに囚われ、東京の「メギド・フレイム」を研究する施設を襲い、「不義と背徳の街」であるとした東京を滅ぼそうとする。
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