登場する機械
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 03:27 UTC 版)
Corpocker-3型アンドロイド JR北日本が開発した最新型アンドロイド。外見を子供に似せているため駅構造を欺くことができる。主記憶装置を搭載しており自律的に活動することができる。一日に2〜3時間反芻する必要がある。最高時速は特別仕様体で50Km/h、通常のボディだと20Km/h。OSはKitaca OS 4.2。 構造遺伝界キャンセラー JR北日本が開発した対横浜駅兵器。局所的に逆位相遺伝界を照射することで照射された部分が非横浜駅化する。 自動改札 横浜駅の免疫システムでありSuika不正者を駅外に追放する存在。もともとは人間が冬戦争前に製造したロボット兵だったが、スイカネットが制御プログラムを上書きして横浜駅の治安維持を担うシステムに転用した。横浜駅外に出ると改札プログラムを終了し『通常モード』に移行し四足になるが横浜駅によって上位命令系統が消滅しているため自動的に『自己防衛フェーズ』に移行し人影を確認すると銃を発砲する。 JR統合知性体 冬戦争中に開発された人工知能。日本列島にあまねく存在するネットワークノード(駅)の過半数を敵側に物理的に押さえられない限り、知能としての信頼性を維持できるという頑健性が最大の長所。しかしネットワークノードへ衛星兵器からの攻撃や暴徒たちの攻撃が相次ぎ、人間の手による修復では自己を維持できないと悟りネットワークノードに自律的な修復機構を導入することを決定。物質構造の記憶と複製、そしてその伝播性を持つ量子場を利用した、知性体ネットワークの自己修復システムである構造遺伝界を生み出したが、そのテスト中に構造遺伝界を導入された横浜駅が増殖し始め、ネットワークの複雑性が知性を維持するのに不十分なサイズとなった時点で、統合知性体の知性としての活動は永遠に失われた。 電気ポンプ銃 冬戦争中に開発された武器。金属なら何でも弾になるため長期間補給なしでの戦闘が可能になり地上戦が全てゲリラ化した。最大出力にすれば人間を両断できるほどの威力を誇るが、構造遺伝界を含んだ横浜駅にはほとんど効果は無い。横浜駅時代の日本では主にJR九州が製造している。 18きっぷ 古代地層から発掘された一時入場券。Suikaをインストールしなくても5日間横浜駅に滞在できる。二人で使用すると期限が半分になる。 超電導鉄道 戦前につくられた鉄道。超電導物質は構造遺伝界と反発する性質があり構造遺伝界に感染しない。 逆位相遺伝界発振装置 横浜駅と接触させて発動させると、構造遺伝界に対し逆向きの位相を持つ遺伝界を発振しつづけ構造遺伝界を消滅させる。「非常停止ボタン」と書かれたステッカーが貼られている。
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