JR統合知性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 17:58 UTC 版)
冬戦争中に開発された人工知能。日本列島にあまねく存在するネットワークノード(駅)の過半数を敵側に物理的に押さえられない限り、知能としての信頼性を維持できるという頑健性が最大の長所。しかしネットワークノードへ衛星兵器からの攻撃や暴徒たちの攻撃が相次ぎ、人間の手による修復では自己を維持できないと悟りネットワークノードに自律的な修復機構を導入することを決定。物質構造の記憶と複製、そしてその伝播性を持つ量子場を利用した、知性体ネットワークの自己修復システムである構造遺伝界を生み出したが、そのテスト中に構造遺伝界を導入された横浜駅が増殖し始め、ネットワークの複雑性が知性を維持するのに不十分なサイズとなった時点で、統合知性体の知性としての活動は永遠に失われた。
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