JR福知山線脱線事故に対する発言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 04:20 UTC 版)
「森昭雄」の記事における「JR福知山線脱線事故に対する発言」の解説
2005年に発生したJR福知山線脱線事故の翌日、事故の真相や乗客と運転士の安否も分からないまま救出活動が続いている中で発刊された夕刊フジ上に、脱線車両の運転士(発刊当時、大きく潰れた車両の中に閉じ込められており、安否不明。数日後、運転席から遺体で発見される)に関する記事が掲載された。 この記事中で、森は、既に他メディアで報じられていた、以下の2点のみを根拠として「脱線車両の運転士の異常行動は、ゲーム脳の特徴に似ているともいえる」との見解を示した。 運転士が過去に車両のオーバーランなどで、3回の訓告処分(日勤教育)を受けていたこと(これを森は「注意力が散漫な印象を受ける」と分析) 電車が脱線する直前、総合司令所が運転士に列車無線で「運転士応答できますか」と呼びかけたが、応答がなかったこと(森は「故意ならば、大事な場面で倫理的な行動がとれず、キレやすい」と分析) 最終的に多くの犠牲者を出すこととなった凄惨な事件に対して、森は事故に関する情報がほとんど明らかになっていない段階で自説を展開したが、この事故とゲーム脳の関連についてメディアで報じられたのは、夕刊フジのこの記事のみであり、以降この事故に関する森の見解、およびゲーム脳との関連は、メディアでは取り扱われていない。
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