機械化兵士関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 07:18 UTC 版)
「ブラック・ブレット」の記事における「機械化兵士関連」の解説
機械化兵士計画 ガストレア大戦中に持ち上がった、身体の一部を機械化し、超人的な攻撃力や防御力を持つ兵士を造り出す極秘計画。四賢人が機械化手術に当たったが、手術成功率の低さ、機械のメンテナンスなどに莫大なコストがかかり、加えて何のコストもなく自然に生まれてくる「呪われた子供たち」の能力の高さが判明したために、数年前に凍結された。現在は都市伝説とされている。計画は以下の3つのプロジェクトにより構成される。日本支部「新人類創造計画」 最高責任者:室戸菫 / 主な被験者:里見蓮太郎、蛭子影胤 / 主な兵装:「二一式黒膂石義眼」、「斥力フィールド」 日本支部は政府主導らしく、機械化兵士は陸上自衛隊東部方面隊、第787機械化特殊部隊に配属されている。 オーストラリア支部「オベリスク」 最高責任者:アーサー・ザナック / 主な兵装:「マリオット・インジェクション」 アメリカ支部「NEXT」 最高責任者:エイン・ランド / 主な被験者:ティナ・スプラウト / 主な兵装:「シェンフィールド」 四賢人の「生命の誓い」により強制的な執刀はせず、被験者との「生きるか死ぬか」の同意を得て執刀している(ランドはこの誓いを破って健康体の「子供たち」を改造している)。計画凍結後、被験者はプロモーターとして戦いに身を置き続ける者、戦いを捨て日常を生きる者などに分かれている。 新世界創造計画 機械化兵士計画日本支部「新人類創造計画」の次段階として予定されていた室戸菫のプロジェクト。恋人を失った菫が憎しみから立案した計画であり、人体の半分以上、最終的には脳以外の全身を機械化するというものであったが、機械化兵士計画の中止を経て実行されずに終了した。しかし、四賢人の1人であるアルブレヒト・グリューネワルトと「五翔会」の下、菫すら知らないところで再始動していた。名前と主旨は菫のものを引き継いでいるが、実際には「新人類創造計画」のみならず、「オベリスク」や「NEXT」の兵装をコピーしたりアップグレードした技術を用いており、本来の「新世界創造計画」とは別物と化している。 ハイブリッド エイン・ランドの造り出した、「呪われた子供たち」でありながら機械化兵士の能力を持つイニシエーターのこと。手術にバラニウム製のメスを使い、傷が再生しないため一般の機械化兵士より更に成功率が低い。
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