構成生薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/02 06:51 UTC 版)
葛根(クズの根を乾燥させたもののこと) 麻黄 桂皮 芍薬 生姜 大棗 甘草 基本方剤である桂枝湯(桂枝・芍薬・生姜・大棗・甘草)に葛根・麻黄を加えたものである。 桂枝湯と葛根湯両方とも発汗作用があるがその作用効果が異なる。桂枝湯は発汗作用が弱い発汗薬で、これに強い発汗薬である麻黄を加え、より発汗作用を強化した発汗薬が葛根湯である。また、葛根には鎮痛作用がありとくに首筋の凝りをとる作用があるとされる。なお、虚証、寒証の人は葛根湯ではなく桂枝湯を用いる。 芍薬は漢方薬の代表的な鎮痛剤の一つ。生姜・大棗は方剤全体の副作用を緩和する目的でペアで多数の方剤に使われる。甘草には元来喉の痛みをやわらげる作用があるが配合されている量が少ないことからあまり効果が期待されておらず、副作用を緩和する目的で加えられたと考えられる。 原典には、葛根と麻黄を先に煎じ、後から他の生薬を加えてさらに煎じるとされている。この方法は麻黄の主成分であるエフェドリンをより多く抽出することができる。
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構成生薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 21:11 UTC 版)
桂枝 芍薬 生姜 大棗 甘草 以上の生薬を一定の割合で混合して煎じた上で、水飴(膠飴)を加える。
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構成生薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 14:19 UTC 版)
柴胡、黄芩、半夏、生姜、大棗、人参、甘草、桂皮、芍薬。 小柴胡湯に体を温める桂皮と痛みを緩和する芍薬が加わった処方。 柴胡 黄芩 半夏 生姜 大棗 人参 甘草 桂皮(ケイヒ) 芍薬(シャクヤク)
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構成生薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 04:11 UTC 版)
竹筎温胆湯の構成生薬は以下の12味からなる。 柴胡(さいこ)3-6、竹筎(ちくじょ)3、茯苓(ぶくりょう)3、麦門冬(ばくもんとう)3-4、陳皮(ちんぴ)2-3、枳実(きじつ)1-3、黄連(おうれん)1-4.5、甘草(かんぞう)1、半夏(はんげ)3-5、香附子(こうぶし)2-2.5、生姜(しょうきょう)1、桔梗(ききょう)2-3、人参(にんじん)1-2
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構成生薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 05:36 UTC 版)
茯苓 5.0 - 体内に溜まった水分の排泄。 蒼朮 3.0 - 体内に溜まった水分の排泄。 芍薬 3.0 - 鎮痛作用。 生姜 3.0 附子 0.5 - 体を温めて痛みを取り去る作用。 茯苓 芍薬 生姜 附子
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構成生薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/27 09:56 UTC 版)
猪苓、茯苓、沢瀉、阿膠、滑石 膀胱炎などで体に熱があり、尿の出が悪い、尿が出ない、尿量が少なく色も濃く尿のにおいも強い、排尿痛や残尿感がある場合等に用いられる。帯下が多くにおいが気になる場合にも応用。
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構成生薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/13 06:07 UTC 版)
四君子湯のうち、人参、白朮、茯苓、甘草が気虚全般に効果がある。蓮肉、山薬は渋みがあり収斂作用を有するため下痢症状に効果がある。白朮と茯苓、沢瀉が湿(余分な水分)を処理するため、下痢を止めるだけではなく下痢をするような体質の改善に効果がある。山ざ子は消化不良でも、特に肉類の消化不良を改善する。また陳皮と共に腹部膨満感に効果がある。 茯苓 4.0 白朮 4.0 (日本のエキス製剤では蒼朮となっていることもある) 山薬 3.0 人参 3.0 蓮肉 3.0 山ざ子 2.0 沢瀉 2.0 陳皮 2.0 甘草 1.0 茯苓(ブクリョウ) 白朮 山薬 人参(ニンジン) 蓮肉 山ざ子 沢瀉 陳皮(チンピ) 甘草
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構成生薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/23 15:32 UTC 版)
茯苓と蒼朮は体内の無駄な水分を取り除き、人参は滋養強壮薬効果を、半夏は吐き気を抑える。厚朴や蘇葉は気のめぐりを改善し元気をつける。陳皮や枳実、生姜には健胃作用がるが、これらが相互に作用しあうことでより高い効果を発揮する。 茯苓(ブクリョウ) 蒼朮(ソウジュツ) 人参(ニンジン) 陳皮(チンピ) 枳実(キジツ) 半夏(ハンゲ) 厚朴(コウボク) 蘇葉(ソヨウ) 生姜(ショウキョウ) 茯苓(ブクリョウ) 陳皮(チンピ) 半夏(ハンゲ) 人参(ニンジン) 厚朴(コウボク) 蘇葉(ソヨウ) 生姜(ショウキョウ)
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構成生薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/12 02:26 UTC 版)
治打撲一方は、以下の7品目の生薬によって構成されている。 桂皮 - 3.0 g 川芎 - 3.0 g 川骨 - 3.0 g 撲樕 または 桜皮 - 3.0 g 甘草 - 1.5 g 丁子 - 1.0 g (場合によっては、1.0 - 1.5 g) 大黄 - 1.0 g (場合によっては、1.0 - 1.5 g) ただし、上記は標準的な配合量であって、漢方薬の場合は患者の症状や体質や年齢などに応じて加減(配合量の変更など)が行われる場合もあることを付記しておく。
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構成生薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 06:07 UTC 版)
等量の桂枝・茯苓・牡丹皮・桃仁・芍薬をはちみつで小さな団子状に丸めて調合する。 食前に一丸を飲む。効かないときは3丸まで増やしてよい。
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構成生薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 14:12 UTC 版)
知母(チモ)、石膏(セッコウ)、甘草(カンゾウ)、粳米(コウベイ)、人参(ニンジン)。 石膏 甘草 人参
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構成生薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 01:20 UTC 版)
原典「万病回春」には基本の生薬13種類に対して、症状に応じて細かな生薬の使用・不使用を指示がある。
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