かん‐ぞう〔‐ザウ〕【甘草】
読み方:かんぞう
マメ科の多年草。高さ約70センチ。葉は卵円形の小葉からなる羽状複葉。夏、淡紫色の花を穂状につける。中国などに分布。根にサポニンを含み、去痰(きょたん)・胃潰瘍(いかいよう)などの薬とし、またビール・タバコ・醤油の甘味料に使用。あまき。あまくさ。《季 夏》「—や昨日の花の枯れ添へる/たかし」
かん‐ぞう〔‐ザウ〕【肝臓】
読み方:かんぞう
右上腹部にある暗赤色の最大の臓器。消化管に付随する腺性の器官で、胆汁を生成するほか、糖・たんぱく質・脂質・ホルモンの代謝、有害物質の解毒、血液の貯蔵などの働きをする。再生性があり、また代償性があるため、一部が健全であれば全体として正常の機能を示す。レバー。きも。

かん‐ぞう〔クワンザウ〕【×萱草】
読み方:かんぞう
ススキノキ科ワスレグサ属の多年草の総称。ノカンゾウ・ヤブカンゾウ・ニッコウキスゲ・ユウスゲなど。葉は刀身状。夏、黄や橙(だいだい)色のユリに似た大きい花を数個開き、1日でしぼむ。多くの園芸品種や近縁種もある。けんぞう。《季 夏》「湯治場や黄なる—得て帰る/子規」
かん‐ぞう〔クワンザウ〕【館蔵】
甘草 (かんぞう)
甘草
神蔵
姓 | 読み方 |
---|---|
神蔵 | かんぞう |
かんぞう
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