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書籍内容

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/08 23:51 UTC 版)

新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論」の記事における「書籍内容」の解説

第1巻1998年7月10日刊行大東亜戦争太平洋戦争)を巡る歴史観を独自の視点取り上げた発行した時期にあっては日本では従軍慰安婦問題南京大虐殺論争さらには歴史教科書問題などを巡って右翼勢力左翼勢力激しく争っていた。小林当時新しい歴史教科書をつくる会幹事一人であり、第1巻は「つくる会」の教科書アシストする意図大きかった。ただし、当初の「つくる会」は藤岡信勝自由主義史観司馬史観)であり、日清日露までの戦争肯定し太平洋戦争間違ってたとする思想だったため、渡部昇一などの「右翼とされる論者招かれず、西部邁福田和也に「なぜ大東亜戦争肯定論者を、「つくる会」は呼ばないのか」と批判される状態であったが、小林は「つくる会」が外した論者にも独自に会い当時の「つくる会」とは異なる「大東亜戦争肯定論」に至り、「つくる会自体大東亜戦争肯定論に至る形となった。 この巻にあっては小林大東亜戦争までと、その後日本人の価値観断絶についてを主題とした。戦前見られる愛国心武力行使戦後の日本人が極端に否定したために、日本人大東亜戦争について否定的な認識しかできなくなっており、愛国心の下、国や家族を守るために勇敢に戦った兵士たち精神アジア解放理念のもとにあった戦争であったことを忘れてはいけないと強く主張した第2巻2001年10月1日刊行2巻2001年9月11日アメリカ同時多発テロ事件の影響色濃く受けている。ここで小林アルカーイダテロに対してその手あったか”と驚いて見せ反米テロ理解するしながらも、「国家という枠組み維持するためにテロ否定する」としている。そして、そのテロ起きた原因となった社会的民族的な背景から決して目をそらしてならないとしている。 第3巻2003年7月25日刊行完結篇と称しているように、1巻2巻総括的内容であり、戦争における理念道義性重要性新しい知見加えつつ繰り返し主張し大東亜戦争肯定的観点見直しや、イラク戦争におけるアメリカの軍事行動を「横暴である」と批判を行うと共に妄信的な親米主義非難している。この巻では、特別攻撃隊について特攻統率外道」と語った大西瀧治郎中将自決を描くと共に富永軍司令官のように「特攻隊置き去りにして逃亡した卑怯者」も取り上げ、それでも特攻隊員の「精神」はいくら悲劇を暴いても否定できない主張している。

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書籍内容

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 20:54 UTC 版)

ボクは坊さん。」の記事における「書籍内容」の解説

2001年24歳四国八十八箇所札所栄福寺(愛媛県今治市)の住職になった白川が、自らが「寺の子」として漠然と将来考えながらも思春期における反抗期伴いながら進路悩み結果として高野山大学文学部密教学科に進むことを決意して入学し、独特の学生時代を過ごすとともに同大学の卒業後に凡夫の生活を知るために書店員として働く(これ自体先代住職であった白川祖父若い頃教職についていた事があるため、そう珍しい事ではない)も、祖父遷化によって慌ただしく準備不足のままで寺を継ぎ、その運営地域同業者たち周辺業種らの人々との間で四苦八苦しながらもなんとかやっていく様を、自身個人的視点考え方をも交えてユーモラスに描いた作品著者職業らしく、所々仏典弘法大師言葉よりの引用挟み、自らの日常における様々な出来事考え方描いている。

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