新十両・新入幕とは? わかりやすく解説

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新十両・新入幕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 23:57 UTC 版)

大栄翔勇人」の記事における「新十両・新入幕」の解説

7月場所関取70人のうちただ1人埼玉出身者として土俵上がり、8勝7敗の勝ち越し2015年5月場所は直前春巡業精力的に稽古こなしたためか好調であり、場所を10勝5敗の好成績終えた2015年9月場所新入幕。そこから2場所連続負け越し2016年1月場所に十両に戻るも、3月場所に再入幕して10勝5敗の2勝利幕内において初の勝ち越し得た。なお、3月場所14日目には安美錦が膝の不調により一門横綱日馬富士土俵入り従者務められなくなったため、代役として露払い務めた自己最高位西前頭9目まで更新した5月場所は6勝9敗と負け越し、続く7月場所とその次の9月場所不調であり連続で5勝10敗の2黒星11月場所1月場所以来となる十両での土俵となった十両4目の地位千秋楽勝ち越し決め、8勝7敗の成績だったが、幕内復帰はならなかった。 2017年1月場所は西十両2枚目で迎えた初日から2連敗するが、そこから8連勝10日目終了時点德勝龍並び2敗で優勝争いトップに立つが、11日目にその德勝龍敗れ、3敗に後退。しかし12日目に德勝龍敗れ大栄翔勝ったため、この時点で3敗で大栄翔宇良德勝龍優勝争い並んだ14日目には優勝争いトップ組の中で德勝龍のみ敗れ千秋楽では大栄翔取り組み前に德勝龍が勝ち、宇良負けたため、勝てば単独優勝負ければ三つ巴での優勝決定戦となる場面だったが、誉富士勝利し12勝3敗の成績十両優勝果たし3月場所幕内復帰した2017年3月場所前に行われた座談会では甲山(元幕内大碇)から「大栄翔体重意識的にかなり落としたらしい。今までは体が重すぎて自分動き出来なかったみたい。体重落としたことで動き戻って逆に馬力もついてきたというか」と1月場所好調について解説された。その3月場所では中日からの8連勝もあって11勝4敗の好成績だった。4月21日春巡業水戸場所では横綱鶴竜13番渡って三番稽古行った。しかしデイリースポーツには「稽古をしていないよね。突っ張って自分相撲を取ればいいのに。自分を試す場所と思うのに。気を使っているのか…。若手全員じゃないけど、パッと力を抜いたりとか。パパっとやられておけばいいと思っているのかな」と鶴竜がぼやく様子伝えられている。5月場所は初の上総当たり戦であったが、十分な稽古積んでいなかったためか、中日負け越し喫したばかりか三役以上からは白星を得ることができず、4勝11敗と上位の壁に跳ね返された。西の7目で迎えた7月場所9日目から6連敗喫するなどで5勝10敗に終わり、二場所連続での二桁黒星となった。東の11目で迎えた9月場所7日目終えた時点で6勝1敗と好調だったが、中日以降星を落とし、8勝7敗と1つ勝ち越しに留まった。7日目取組終えて大栄翔は「優勝争い意識無いです早く番付戻して上位やりたいです」と意欲見せていた。10月15日秋巡業京都場所では三番稽古阿武咲圧倒し、4連勝する場面もあって(最終的な番数不明)、充実した稽古をしていた。24日行われた岡山場所の朝稽古では鶴竜指名受けて三番稽古必死に得意の押し相撲挑んだが計10番1度勝てなかった。のど輪から押し出されたり、前まわしを引かれたりして、ほとんど勝機はなく「横綱離れて組んで強いです」と脱帽した。それでも、22日同巡大阪場所でも照ノ富士指名され15番取って3勝をもぎとるなど、上位陣から一目置かれる存在になりつつあった。 2018年1月場所は自己最速10日目での給金相撲達成した一時報道陣殺到し埼玉栄高後輩でこの場所新小結貴景勝から「たくさんの記者囲まれるのはいつ以来?」とツッコミ入れられた際には「(十両優勝した去年初場所以来だ! 目立って悪いか」と威勢よく返した。しかしそれ以降白星見放され最終的な成績は9勝6敗に終わった3月場所は5上昇西前頭8目とやや番付運に恵まれた9月場所は場所中に「場所前の稽古手応え感じた」と趣旨談話を行うなど本人として好調のつもりであった が、10日目までは4勝6敗と黒星先行。しかし残り相撲14日目以外すべて勝ち、8勝7敗と勝ち越し2019年9月場所は東前3枚目の地位土俵上がった11日目に7敗目を喫して負け越しまで後が無くなった。しかし残りを4連勝して8勝7敗と勝ち越し決めた11月場所2日目横綱白鵬初めて勝ち、先場所の鶴竜戦に続いて2場所連続金星獲得し5日目栃ノ心戦の不戦勝という幸運もあって場所を8勝7敗で終え翌年2020年1月場所での新三役を確実にした。この金星かつ優勝した白鵬付けたこの場所唯一の黒星評価され自身初の殊勲賞を受賞した冬巡業初日12月1日から参加していたが、4日人吉所を待たずに「溶連菌感染症」により途中休場帰京後4日安静に努め8日から埼玉草加市部屋でまわしを締めて稽古再開させたという。「(溶連菌には)初め感染した病気気をつけようと思った」と話した2019年12月24日2020年1月場所番付発表正式に西小結の地位就いた新三会見本人は「自分の中で今年目標だったのでうれしい」と、感慨深く話し2019年に「新三役」「初金星」「初三賞」という3つの目標全て達成したことに関して今年1年全部かなってうれしい。言ったからには達成しないといけないと思っていた」と語った

※この「新十両・新入幕」の解説は、「大栄翔勇人」の解説の一部です。
「新十両・新入幕」を含む「大栄翔勇人」の記事については、「大栄翔勇人」の概要を参照ください。

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