新区界トンネル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 00:38 UTC 版)
国道106号最大の難所とされていた区界峠の解消のため、東日本大震災からの「復興支援道路」として国土交通省が岩手県から権限代行を受けて、地域高規格道路宮古盛岡横断道路の一部として区界峠を回避する「区界道路」(自動車専用道路・第1種第3級)の整備を進め、総事業費約370億円を投じて2020年12月5日に開通した。同道路及び岩手県内の道路トンネルでは最長・東北地方でも全体3番目の長さとなる新区界トンネル(全長4,998 m、事業費約250億円)は道路法第46条第3項に基づき5,000 m以上の道路トンネルに適用される危険物積載車両の通行制限適用を回避するためトンネル延長を5,000 m未満に抑えている。 新区界トンネル内は東側ほど標高が高く、東口の標高は666 mである。区界道路は新区界トンネルと盛岡側に続く簗川トンネルで23箇所の急カーブを解消する。
※この「新区界トンネル」の解説は、「区界峠」の解説の一部です。
「新区界トンネル」を含む「区界峠」の記事については、「区界峠」の概要を参照ください。
- 新区界トンネルのページへのリンク