区界道路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 16:32 UTC 版)
区界道路(くざかいどうろ)は宮古盛岡横断道路を構成する道路で、宮古市区界から盛岡市簗川に至る区間である。復興支援道路として国土交通省が岩手県から権限代行を受けて区界峠を回避する自動車専用道路(第1種第3級)として整備が行われている。全長は約8 kmでこのうち2018年(平成30年)1月11日に貫通式があった新区界トンネル(全長4,998 m、事業費約250億円)は、岩手県内のトンネルで最長、東北では3番目の長さとなる。トンネル長が5,000 mをわずかに下回った理由は道路法第46条第3項に基づき5,000 m以上の道路トンネルに適用される危険物積載車両の通行制限適用を回避するためである。 整備により同路線で最大の難所とされる区界峠を回避できるようになる。2014年(平成26年)に着工され、2020年(令和2年)12月5日に開通。総事業費は約370億円。 起点:宮古市区界第1地割(北緯39.643684度0分0秒 東経141.391792度0分0秒 / 北緯39.64368度 東経141.39179度 / 39.64368; 141.39179 (区界道路起点)) 終点:盛岡市簗川第6地割(北緯39.672231度0分0秒 東経141.294390度0分0秒 / 北緯39.67223度 東経141.29439度 / 39.67223; 141.29439 (区界道路終点・簗川道路始点)) 延長:約8 km 道路規格:第1種第3級(自動車専用道路) 設計速度:80 km/h 事業着手:2011年(平成23年)度 開通:2020年(令和2年)12月5日 事業者:国土交通省東北地方整備局
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