放送時間拡大・全国放送へ移行
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「情報ライブ ミヤネ屋」の記事における「放送時間拡大・全国放送へ移行」の解説
2007年9月28日、読売テレビと日本テレビとの共同制作番組だった『ザ・ワイド』(13:55 - 15:50)が放送を終了。10月1日からこれまでの15:50 - 17:50の放送時間を2時間繰り上げ、『ザ・ワイド』の開始時刻と同じ13:55 - 16:43の約3時間の放送となった(金曜日のみ後続の『Newsリアルタイム』が17:00からとなっていたため、7分長い16:50までとなっていた)。 同時に(宮根の地元・日本海テレビを含む)日本テレビ系列各局からネット希望の声が上がり、それまで読売テレビのみ限定で放送していた本番組は、この日より読売テレビを含めた26局 で放送を開始した(ネットセールスでの特別番組が編成された場合は短縮か休止)。ただし、中京テレビ は1週間前の2007年9月24日から、山梨放送 と福岡放送 では編成上の都合から翌週の9日からネットを開始した。 ただし、すべての局がフルネットするわけではなく、自社制作の情報番組や通販番組、他局の番組を放送する局への配慮から、14:55と15:48:30の2か所にに飛び降り点が設けられるようになった(2008年9月29日以降、通常時は15:48:30で番組終了するようになり、後者は廃止された)。『NNN報道特別番組』や(主に祝日に)日本テレビ或いはNNS系列制作の特別番組を放送する場合は、番組の放送時間を短縮することがある。特別番組の放送時間帯によっては番組を休止する場合もある(詳しくは後述)。 系列局が在阪局の午後番組をネットするのは2006年3月まで西日本のFNS系列にネットしていた関西テレビ 以来のこととなる(それ以前にも朝日放送〈現:朝日放送テレビ〉 や毎日放送 も、関西発のワイドショーを西日本ブロックと東北地方の一部でネットしていた時代がある。読売テレビ制作のワイドショーで他局にネットしている番組は他に『なるトモ!』がある)。この事例も東京発のワイドショーの終了→撤退に起因するものである。 本番組が全国放送になったことで、読売テレビでの夕方のローカルワイド番組は、2009年3月30日に『かんさい情報ネットten!』が開始されるまで1年半空白となった。 『ザ・ワイド』以前に放送されていた『2時のワイドショー』→『Beアップル2時!』の枠も本番組に衣替えされている。『ザ・ワイド』の番組開始の頃は日本テレビと読売テレビがそれぞれに製作コーナー枠があったが、後に1995年春頃に折しのオウム真理教関連事件の報道に時間を割いたことから自然と読売テレビのコーナーがフェードアウトのような形で事実上廃止され、共同制作でありながら事実上日本テレビ単独製作であった。2004年に読売テレビ主導になったものの内容にはほとんど変わりがなかったため、実質読売テレビ発の全国ネットによる主婦向け午後ワイドは12年ぶりの再開となった形である。 関西ローカルの番組だったが、『激テレ』時代から(日本テレビ本社所在地の)東京で活動している文化人・タレントをコメンテーターとして起用していて、関西色はやや薄められていた。だが、関西とその周辺地域のみで放送していた16時台はかなり関西色が強くなっていた。 中京テレビは同番組をフルネットで放映した上、東京支社の制作担当者を読売テレビの同番組に派遣して、月数回程度各レギュラーコーナーや特集で同局放送エリア内の東海3県に絡む場合、同局のアナウンサーが出演したり、一部コーナーや特集のVTRも制作するなど系列局の中では一番精力的に協力していた。 2008年からは新ドラマの出演者が番宣のためにこの番組に出演するようになる(主に14時台の全国ニュースの前だったが、2019年10月現在は、番組終盤)。ただし、スケジュールの関係 で日本テレビのスタジオからの二元中継という形で出演となっている。しかし、2015年4月からスタートした日曜ドラマに関しては読売テレビ制作の作品であっても、宮根が司会を務める情報番組『Mr.サンデー』(フジテレビ系)と被っているためなのか、何故か宣伝が行われていない。2008年3月までは東京に芸能担当の駒井が出演、聞き手に回っていた(2008年3月28日まで日本テレビで放送されていなかったため、裏送りで出演する扱い)。3月25日は長谷川滋利が同スタジオから出演。当日生中継される2008年大リーグ開幕戦ボストン・レッドソックス対オークランド・アスレチックスの見どころを解説した(裏送り扱い)。現在(2011年春 - )、東京から新ドラマ・特番出演者の番宣については主に『ヒルナンデス!』のスタジオもしくはマイスタなどから、政局関係のニュースで政治家が出演する場合は『news every.』のスタジオから、それ以外は日テレタワー内の読売テレビ東京支社から中継を繋いで行われている。読売テレビ制作の連続ドラマ、バラエティー特番、映画、関西で公演される舞台に関しては、出演者が直接ミヤネ屋スタジオで宣伝(番宣する出演者の中には、その日のゲストパネリストを兼任することもある。)することもある。 2007年10月以降、関西エリア以外で起こった事件・事故を扱う場合、系列各局の協力の下、系列局記者やアナウンサーが取材し、リポートする形を採った。また海外や当時ネットしていなかった関東エリアで起こった事件を扱う場合日テレNEWS24やストレイトニュースなどのVTRを使っていたが、日本テレビのネット開始決定の影響もあり、本来ネットされていなかった日本テレビが積極的に中継協力をするようになっていた。2008年3月31日以降は地上波において完全全国ネット化したためか、それまでは1人だけだった外部の事件・事故リポーターの数が増加し、取材範囲も日本全国に拡大(速報や大規模災害の場合はこれまで通り系列各局の取材)、他局の情報番組同様の体制となった(外部起用の半分は当時間帯としての前番組『ザ・ワイド』からの再登用)。
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