愛海の取り巻き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 16:05 UTC 版)
最初は団結して歩を積極的にいじめていたが、廣瀬が廃墟事件の真相を知ってからは次第に崩壊していく。 深沢 エミ(ふかさわ エミ) 歩のクラスメイトの女子。長身で、黒髪のポニーテールと大きなクロスのピアスが特徴。眼鏡を着用している描写がある。 詳しくは#新グループ参照。 チカ 歩のクラスメイトの女子。エミと同じく長身で、ウェーブのかかったロングの金髪とたらこ唇が特徴。 詳しくは#新グループ参照。 廣瀬 和華(ひろせ のどか) 歩のクラスメイトの女子。通称「ヒロ」(ドラマ版では和華から倫子に変更された)。 ツインテールが特徴だが、後の事情により髪を切りショートヘアにした。佐古が愛海の別宅に歩が入っていく所を目撃したことから「歩が克己を奪おうとしている」と誤解してそれを愛海に知らせ、歩がいじめられる原因を作る。その後は愛海と共に歩を積極的にいじめていたが、廃墟事件後に愛海の本性と事件の真相を偶然知ってしまい、彼女に不信感を抱きグループを抜けようとした。しかし、そのために愛海から裏切り者と見なされて新たないじめのターゲットにされてしまう。 やがて愛海を恐れるあまり精神的に追い詰められていき、後に学年主任がいじめ隠蔽のために夏休み返上で夏期講習を行うと宣言した際に「夏休みになっても愛海のいじめから逃れられない」ことを知ってパニックを起こし、投身自殺を図るが足を骨折しただけで一命を取り留め、見舞いに来た歩と未来に「いじめられて初めて歩の苦しみがわかった」と告白し、歩に今までいじめてきたことを謝罪した。しかし、愛海の脅迫により夏休み明けに「自分が歩いじめの主犯」という嘘の告白をさせられ、謹慎処分を受けることになってしまう。 その後は自責の念からしばらく引き篭もっていたが、佐古宅で起きた騒動を受けたエミの発言から、夏休み明けの告白が嘘だったことが教師らに知らされ、謹慎を解かれる。最終回で復学した際、いじめに立ち向かうことができなかったことをずっと後悔していたと告白し、その直後に学校に戻ってきた歩と、後悔と謝罪の涙を流しながら再会した。 岩本 咲(いわもと さき) 歩のクラスメイトの女子。通称「イワちゃん」(ドラマ版では信川美紗に相当する)。ボブカットが特徴。 廣瀬と同様、当初は愛海と共に積極的に歩をいじめていたが、愛海が仲間であった廣瀬をいじめ始めた事から愛海に恐怖心を抱く。後に廣瀬の自殺未遂を知った際に彼女が自殺を図った事に責任を感じると同時に、廣瀬を追い詰めたにも関わらず平然と通学する愛海の姿を見て愛海についていけなくなる。更に自身もいじめに加担した事で人生が崩壊する事を恐れ、これ以上愛海と関わりたくないとチカとエミに打ち明けた。その後、夏休みの愛海グループでの旅行を拒否したが、その際エミとの通話で「今あいつの顔だけは見たくない」、「マナと旅行なんて死んでも嫌」と発言した所を愛海に聞かれてしまい、最後はいじめられる事を恐れてか、新学期前に逃げるように九州の学校へと転校した。転校したことはエミには知らせていたようだが、チカはエミから聞くまでそのことを知らなかった。その後は愛海たちの回想シーンでしか登場しなかった為、転校後どうなったかは不明。
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愛海の取り巻き(ドラマ)
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愛海を中心とした5人組のメンバー。最初は団結して歩をイジメていたが、拉致監禁事件・廣瀬の自殺未遂を機に崩壊していく。歩へのいじめは原作以上に悪化しているのに対し、原作にあった奔放な性談義やアキラ達との関わりがないなど、いじめ以外は原作ほど素行が悪い訳ではない。 廣瀬 倫子(ひろせ ともこ) 演 - 星井七瀬 愛海グループの一員。愛称は「ヒロ」。高校入学をきっかけに中学校からの同級生でもある愛海と親しくなる。本来は優等生タイプだが、口が悪いところもある。物語序盤でファッション雑誌のコーナーに載ったことから有頂天になってしまっていたところを、愛海に妬まれて愛海グループ最初のいじめの標的となり孤立。この時に愛海の顔色をうかがって自分を無視した歩に憎悪の念を抱く。その後、歩が佐古の家に入って行く所を携帯電話で録画し、それを愛海グループに見せたことで信頼を取り戻し、愛海グループの一員となる。 その後はグループの中でも歩いじめの中心的役割を果たすが、愛海が学校でアキラと電話のやりとりをしているのを偶然目撃したことで次第に愛海に恐怖心を抱き、避けたいと思うようになる。しかし、愛海にその事を悟られて脅迫されてしまう。そのことを里絵と美紗に告げたが、里絵に愛海がいる前で告げことをバラされてしまい、いじめが再び自身に降りかかることを恐れ、恐怖のあまり駆け込んだ屋上で歩に対して「私はあんたみたいにいじめられたくない」と叫び、歩と未来の目の前で投身自殺を図るが、幸い片足の骨折と軽傷で一命を取り留め、見舞いにやって来た歩と和解して、歩に「気持ちの整理が出来たらマナの事ちゃんと話す」と約束した。しかし、歩が家に帰ったその直後に病室に戻ろうとした瞬間に愛海から脅迫を受け、夏休み明けの学校の集会で「私が安西さんを脅して椎葉さんをいじめさせてたんです」という虚偽の告白を生徒の前ですることになり、謹慎処分となって病院に戻った。 最終回のラストでは、原作と同様にリハビリに専念している様子が描かれている。 原作の廣瀬和華と同じキャラクターだが、名前と性格が変更され、物語に大きく関わる人物として登場する。 岩本 みどり(いわもと みどり) 演 - 末永遥 愛海グループの一員。 詳しくは新グループ(ドラマ)を参照。 宇田 里絵(うだ りえ) 演 - 夏目鈴 愛海グループの一員。 詳しくは新グループ(ドラマ)を参照。 信川 美紗(のぶかわ みさ) 演 - 中村静香 原作における岩本咲に相当するキャラクター。 愛海グループの一員で、グループの中でも里絵とは信頼し合える親友。里絵と同じく自分の地位を上げるために愛海グループに入った。派手で明るい印象を持つ。当初は廣瀬と里絵とみどりたちと一緒に積極的に歩をいじめていたが、愛海が父親を利用してまで歩や未来を追い詰めたり、廣瀬を自殺未遂にまで追い込む等と、次第にエスカレートしていく愛海の卑劣な行動についていけなくなり、彼女に恐怖心を抱くようになった。 その後、夏休みの愛海グループでの旅行を拒否した際に里絵と電話している時に里絵に「マナと旅行なんて死んでも嫌、考えただけでも吐き気がする」と言って自分の本心を打ち明けたのを里絵の携帯を取り上げた愛海に聞かれてしまい、愛海は「そんなにマナのこと嫌いなわけ」と不満に答え、美紗は電話越しで呆然とした。後日、愛海との縁を切るため、自分の荷物をまとめに学校に行き、愛海達と写った合宿の時の写真を破り捨てるが、そこに向日葵の種を持ってきた歩に「もうマナに怯えて生きていくなんて嫌なの。あんたやヒロの次は、あたしの番だから」と次は自分が愛海のいじめの標的になると察し、「いじめなんかのせいで人生めちゃくちゃにしたくない。あたしは自分を守るために転校するから」と歩に別れを告げて逃げるように転校した。 最終回のラストでは転校先の明成国際高校で新しい友達(演 - 高橋慶子)とうまくやっている様子を見せている。新しい友達とは自身がいじめに関わっていた過去を抹消するかのように、いじめに関して「ダサいし」等と否定的な会話をしている。
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