新グループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 16:05 UTC 版)
カンニング偽装で愛海から離れたチカとエミのグループ。ドラマに登場する新グループとは異なり愛海をいじめている訳では無いが、徹底的に無視している。しかし、このグループも歩に演技で謝るか謝らないかで内戦を起こし、崩壊した。その後、愛海が佐古宅で自殺を図った事件を知り、自責の念に駆られた。 深沢 エミ(ふかさわ エミ) 歩のクラスメイトの女子。通称「エミ」(ドラマ版では岩本みどりに相当する)。 最初は愛海とともに歩をいじめていたが、愛海が廣瀬をいじめ始めたことをきっかけで、愛海に恐怖心を抱くようになるが、それでも彼女について行き続けた。 戸田のカンニング偽装の一件でチカが愛海から離れた後、今後どうするか迷っている最中に愛海とチカたち新グループ双方から誘われ、迷いながらも孤立を避けるため新グループを選び、とうとう愛海から離れた。チカが歩に演技で謝ろうとした際、「自分のやったことなのに、今さら謝ることはできない、先に廣瀬に謝るべき」と主張し謝らなかった。また、本心では愛海を慕っていたらしく、学校中の生徒が愛海に土下座を要求した騒ぎの際は複雑な様子を見せていた。 土下座騒動の翌日に愛海が自殺を図ったことを知り、「自分達がいじめを止めなかったせいでこうなったのではないか」と自責の念に駆られ、職員室を訪れて愛海や自らのグループがいじめを行っていたことや愛海を無視したことを告白。富美男や教員に号泣しながら謝罪し、自らに厳しい処分を求めた。 チカ 歩のクラスメイトの女子(ドラマ版では宇田里絵に相当する)。 廣瀬や咲と同様、愛海と共に歩をいじめていたが、愛海が仲間であるはずの廣瀬をいじめ始めたことから愛海に恐怖心を抱くようになり、廣瀬の自殺未遂や咲の転校などの事件を経て、「廣瀬の次は自分達の誰かがいじめられる」と愛海を警戒し始める。夏休みの愛海グループでの旅行からの帰った際、エミとの会話で学校生活における保身目的で愛海と友達になったことを話している。 のちに戸田のカンニング偽装の一件で愛海から離反、女子生徒3人組やエミと共に新しいグループを結成し、一転して愛海を嘲笑するようになる。翌日、学校からの処分を恐れて歩いじめに参加していた女子生徒3人組と共に演技で歩に謝ろうとするが、本心からの謝罪ではないことを見抜かれて失敗した。学校中の生徒が愛海に土下座を要求した騒ぎの際には多くの生徒と共に愛海を嘲笑したが、翌日愛海の自殺未遂の一件を知り自責の念に駆られた。 愛海グループの中では唯一最後まで苗字が不明だった。 女子生徒3人組(仮称) 歩のクラスメイトの女子達。メガネ(メガネの子はドラマ版では佐藤礼奈に相当する)、おかっぱ、ボブカットの3人組。 物語序盤で歩と仲良くなるが、暗いという理由で愛海から敬遠され、当時愛海との良い仲を保とうとした歩にも意図的ではないながら冷たくされる。そのため歩へのいじめが始まった後、彼女に地味な嫌がらせをしていた。 カンニング偽装が起きた後、愛海グループを離れたチカ、エミと行動を共にし、愛海を無視するだけでなく彼女を嘲笑うようになる。後にチカと共に歩に演技で謝ろうとするが失敗。チカ同様、愛海の自殺未遂を知って自責の念に駆られた。
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新グループ(ドラマ)
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岩本 みどり(いわもと みどり) 演 - 末永遥 原作における深沢エミに相当するキャラクター。名前の由来は原作版の岩本咲から。 愛海グループの一員。最も忠実に愛海に仕えた。語尾に「〜じゃねぇよ」とつけるなど乱暴な口調が特徴で、石井とは愛海を庇ってつかみ合いの喧嘩をするほど気が強い男勝りな性格。髪型はちょんまげ風で、ピアスをしていることが多い。 愛海とは中学時代からの親友で、先生に万引きの疑いをかけられた所を愛海に助けてもらったことから愛海のことを強く信じており、のちにグループのメンバーや今まで味方だったクラスメイト達が次々に離れ、最終回で愛海がいじめの標的になってからも一人彼女のそばに残り、庇い続けていたが、愛海が歩に対して「馬鹿でも利用されるほうが価値があるんじゃない」と自分を悪く言っているのをトイレの中で涙を流しながら立ち聞きし、遂に離反。新グループのリーダー的存在となり、教室から歩と同じように愛海の机と椅子を落とした。この時の「おめーの席ねぇから」というセリフがインターネット・ミームとなっている。 宇田 里絵(うだ りえ) 演 - 夏目鈴 原作におけるチカに相当するキャラクター。 愛海グループの一員。長身で髪型はショートカット。物語全般にわたって利己的な言動が目立ち、愛海グループに入ったのも自分の地位を上げるためだったと、劇中で明かしている。 当初は愛海たちと一緒に歩を積極的にいじめていたが、美紗とともに廣瀬から愛海に脅迫されていることを知らされる。そのことを愛海の目の前で明かし、廣瀬を不利な立場に追い込んだ。しかし、直後の廣瀬の自殺未遂によって美紗とともに罪悪感を感じて愛海グループにいることに気まずさを感じ、このままだと不利な立場になると思うようになる。その後のグループ旅行では、集合場所の東京駅に現れない美紗に愛海とみどりから離れて電話で「来ないとやばいよ」と言って来るよう説得したが、愛海が里絵の携帯を取り上げて愛海に対しての本音を言っているのを愛海本人に聞かれてしまい、愛海は美紗と電話していた里絵を睨みつけた。それもあって旅行では荷物を持たされたり買い出しに行かされる等、専ら使い走りにされるようになり、「友達って愛海にとっては利用する道具でしかないんじゃないの」と感じるようになる。その後も愛海グループに留まっていたが、カンニング偽装事件を機に愛海から離れ、新グループの中心となる。 洞察力に長け、前述のように愛海が友人を利用していることを見破ったり、克己の襲撃事件と歩・未来の拉致監禁事件の首謀者についても「廃墟の事件や佐古君を襲わせたのも全部こいつなんだよ」と言って真っ先に愛海を疑っていた。のちに事件の真相を知っているような発言をほのめかしているが、真相を知った経緯は不明。 佐藤 礼奈(さとう れいな) 演 - 平野早香 原作における女子生徒三人組のメガネをかけた女子生徒に相当するキャラクター。 眼鏡をかけた二つ縛りの女子生徒で、雪乃といつも2人で行動していた。見た目は地味な印象だが、小賢しい面もあり、中立的な立場を取っていた事もあった。 愛海とは中学時代の同級生でもあり、当時から可愛いと評判だった彼女に憧れを抱いており、歩いじめでは愛海の味方についていた。しかし、トイレで愛海にいじめられた直後のずぶ濡れの廣瀬を雪乃とともに目撃する。そして廣瀬の自殺未遂を機に雪乃が歩や廣瀬がいじめられていたことを平岡に告げた際、自身も掌を返して愛海が主犯格であることを告げ、カンニング偽装事件でも「廣瀬さんも、嘘言わされるんじゃない?」と言って安西を追い詰めた。それがすぐに校内にも広まり、愛海が不利な立場に追い込まれるきっかけにもなった。 最終的にはみどり・里絵・由香里・美保とともに新グループを結成し、愛海いじめの主な実行役となり、歩・未来・薗田以外のいじめ否定派である雪乃とは行動しなくなる。
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