新コスメの魔法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 01:59 UTC 版)
松浦杏と広岡幸博は『コスメの魔法』が初出で、本作からのレギュラーキャラクター。 松浦杏 『コスメの魔法』最終3話から登場した新人美容部員。若い顧客を掴むべく独自のやり方を押し通そうとしており、マ・ベールの社風と客の立場に立った接客が大事と説く水野と対立する。美容学校でトップの成績を収めてきた一方で、客の迷いや勇気を出して尋ねにこれない客に寄り添う姿勢を持てず、一方的な押し付けでごまかしてしまうという弱点を抱えていた。 負けん気が強いものの根は素直であり、紆余曲折を経て考えを改め、礼子の元で一人前の美容部員となるべく修行を積んでいく。 両親は自動車事故で他界しており、施設に残した幼い弟たちのために働いている。弟たちを置いて遊びに行こうとして駄々をこね両親の外出を遅らせたことが事故のきっかけとなってしまったため両親の死に責任を感じており、弟たちのために自分を犠牲にしてでも頑張らなければと思いつめていたが、弟たちや同僚の広岡の後押しにより、最終回で海外研修に旅立った。 広岡幸博 『コスメの魔法』第54、55話で登場した元本社宣伝部所属の男性社員。 女性の化粧を目の敵にして嫌悪し続けていた両親の確執を幼い頃から目の当たりにしていたことがトラウマとなり、女性のみならず、美容部員の仕事や化粧そのものにも露骨な嫌悪感と軽蔑の念を丸出しにしている。 一方、本心ではそんな男女の確執に対する疑問に納得のいく答えを見つけたいと思っており、面接時に彼のその思いを感じ取った大野社長の密かな根回しにより、入社1年目にして、自分の本意ではない美容部員として働かされる羽目になってしまった。そんな待遇を不服としていい加減な勤務態度を取り続け女性や美容部員の悪口を言いまくっていたため礼子の怒りを買い、徹底的に性根を叩き直された末に更生した。この一件で礼子に尊敬と憧れの念を抱くようになった。 『新コスメの魔法』開始時点では、自ら異動を申し出てマ・ベールの男性美容部員として配属され、礼子と同じ職場で働いている。常日頃、礼子に振り回される日々を送る内に礼子への憧れも徐々に冷めてしまい、代りに弟たちのために懸命に働く杏に恋心を抱くようになっていく。 トヨ子先生 本名:早川晶子。蘭丸の後任として配属されたジュリアンのアシスタントで眼鏡をかけた理論派で長身の知的美人。 礼子に思いを寄せており、ジュリアンと同じように勤務中にも関わらず、よくマ・ベール化粧品に顔を出す。宝塚ファン。
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