悪人・敵対者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 14:54 UTC 版)
道化師(どうけし) / 開山道士(かいざんどうし) / 鉄仮面男爵(てつかめんだんしゃく) 声 - 中田和宏 刹那の側近の一人。仮面を付けた謎の人物で、「魔の閃」の使い手。「力こそすべて」と自称し目的遂行のためならば十天閃いえど葬る事も厭わない。初登場時では風龍王の側近として登場。 原作漫画での正体は狂科学者鉄仮面男爵。ラスボスを務めており、琉朱菜が探し求めていた「海の果ての故郷」を7年前に滅ぼした張本人という設定。武者貴族の協力を得て天都最中枢まで乗り込むと、天都の全エネルギーを供給する永久機関太陽光絡繰を掌握し戦国世界そのものを滅ぼそうと暴れ回る。最後は琉朱菜たちの活躍で中枢部が破壊され、絡繰と共に湖底に没する。 アニメでの正体は天下統一を目論む開山道士で、かつて弥次郎や風花などの「剣士」達に剣の道を説いた隊長であり、天子が全ての元凶であり、天下統一する事が戦乱の世を終わらせる方法だとし、刹那もを唆した黒幕。最後は弥次郎との戦いに敗れ弥次郎と和解?するが、再度「魔の閃」を手に取る寸前に紅桃華に破壊され絶命する。 風龍王(ふろんおう) 声 - 高城元気 17歳の国王。幼い頃の病で、体が幼いままになっている。その正体は殲滅兵器を身に纏った手配書の賞金首の一人で、道化師の企みに加担されていた。先代の国王亡き後、途方にくれていた時に道化師と出会った。先代国王の遺言を遂行するため国や民を救うために道化師の甘い誘いにのり自身の成長過程を引き換えに「魔の閃」たる殲滅兵器を手にした。その理由により体は7歳のままになっていたが、琉朱菜に装甲破壊された事で、本来の姿を取り戻した。強度の装甲と空気砲で、琉朱菜を幾度無く追い詰めた序盤の強敵。 悪鬼 那号(あっき なごう) 声 - 梁田清之 琉朱菜が最初に戦った夜盗の頭。破壊型連弾銃ガルドの使い手。威力は絶大だが弾は遅く命中率が低い。身代金目的で城を奪い殿を人質にとるが、琉朱菜との戦いに敗れ琉朱菜にフンドシ一丁にされ、その場を逃げ出した。 ハゲ 天狗(ハゲ てんぐ) 声 - 西村知道 町の治安を任されている通称閃士様(上記名称は琉朱菜からの罵声)。町の人々達から笑顔を奪い約束を破った者には容赦なく殺害も厭わない。さらに町人達からのそば代として稼ぎを取り上げるなど非道な限りを尽くしていた。無敵連射砲六門閃の使い手ではあるが引き金を引く前に琉朱菜の先手攻撃による軸諸共打ち抜かれ敗北し、逃走した。 アニメ版では後に手配書の賞金首となった琉朱菜を再び襲い、不意打ちで彼女を撃とうとしたため弥次郎に斬られて絶命した。また放送コードの関係か琉朱菜からの呼称が「ツルピカ天狗」になっている。 伝馬 ガン蔵(てんま ガンぞう) 声 - 西前忠久 山賊“天魔棟”の頭。かつて紅みかんの両親を殺害した人物。かなりのお調子者でもある。 琉朱菜と紅みかんとの戦いに敗れ改心する。その後「桃華楼」の増築工事に力を貸した。 造師 蛮丸(ぞうし ばんまる) 声 - 西村朋紘 武者貴族の一人でカラクリ造師。伝馬ガン蔵の参謀。通称「麻呂」で、ガン蔵からは先生と呼ばれている。自身が造りだしたカラクリ兵器を操る。語尾に「ごじゃる」を付けて話す事が多い。十天閃に憧れているような言動が見受けられる。 琉朱菜との戦いに敗れた事で、改心しカラクリ造師として「桃華楼」の増築の設計に力を貸した。 鉄壊鬼 バ王(てっかいき バおう) 原作「天都大戦編」登場の反朝廷軍(アンチ)の切り込み隊長。金貨4000枚の賞金首。「地獄の料理人」の異名を持つ巨漢で、料理になぞらえ敵を切り刻む。その剣技は一瞬にして街並みを瓦礫の山に変えてしまうほど。食事を邪魔され怒り心頭の弥次郎と戦い、剣が折れた彼を窮地に追い込むが、逆に爆牛刀をへし折られ、地面にめり込まされた。爆牛刀/壊天千斬り/ぶつ斬り乱舞/微塵斬り太鼓/かつらむきドライバー/息の根下ろし 異国人の男 原作「天都大戦編」に登場した、幼い日の琉朱菜が初めて戦った賞金首。琉朱菜と同じ海の果ての国から来た金髪の大男で、ガトリングガンを携えて暴れていたため金貨1千枚の賞金が課せられていた。琉朱菜のどんぐりゴムパチンコにより武器を破壊され、駆け付けた早雲に成敗されて当時は十天閃だった桃華に護送された。 5年後、悪徳武者貴族に釈放され、反朝廷軍の絡繰の修繕を行わされる。約束を反故にした武者貴族に射殺されそうになったが琉朱菜に救われ、無事に改心した。そこで琉朱菜に祖国の惨状を伝え、当てのない旅に出る。
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