巡礼活動とは? わかりやすく解説

巡礼活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 15:23 UTC 版)

東閭中華聖母堂」の記事における「巡礼活動」の解説

教会当局毎年5月の第2日曜日母の日)の前日中華聖母祝日規定している。この祝日中華民族のためにイエス・キリスト祈り届けて中華民族祝福し、国が泰平で民の暮らし平安あるよう聖母祈願する毎年5月巡礼期間と定めその時期は全国より巡礼者集まり5月24日の進教之佑聖母節(扶助聖母祝日)にはその最高潮迎える。 毎年5月毎日午前9時にその日巡礼団の司祭荘厳ミサ司式をする。午後2時には通りおいて聖体行列が行われ、通りの家は掃除標語貼付けと各家の門前彩色旗を挿す責任を持つ。聖体行列決められルートたどった後に聖堂戻り人々整列して聖堂の裏跪き聖体祝福待ち最後に聖堂内に戻る。 1929年から1937年日中戦争勃発以前は、毎年多く信徒が東閭まで中国の聖母聖母巡礼に来た。前後して東閭に巡礼に来た教会上層部としては、初代中国駐在教皇使節コンスタンティーニ大司教第2代中国駐在教皇使節のツァニン司教北京教区満徳貽司教安国教区孫徳司教献県教区などの教区司教合わせて20名余、さらに于斌(後に枢機卿挙げられた)、雷鳴遠などの各地司祭100余りである天津教司教の文貴賓毎年5月に必ず東閭に巡礼し、保定教区周済世司教は更に毎年1回東閭巡礼を行うのみならず著作物通した宣伝活動行った巡礼者総数に関しては、東閭小教区のトレモンヌ神父1931年行った報告によれば当年だけで25,000名を越え信徒巡礼したとあり、また巡礼期間に重病の子供が健康を回復した盲人視力復活した、足の萎えた人が歩けようになったなどの奇跡発生したとある。奇跡報告もありカトリック信仰はますます熱を帯びたものとなり、東間巡礼人数増加華北地区カトリック発展において重要な地位占めようになった1992年聖堂再建されてから、聖体が東閭通り行列するような巡礼活動が短期間復活したが、間もなく制限を受け、僅かに聖堂やその敷地内挙行出来るのみとなった1995年5月23日には3名の巡礼者聖母の出現目撃したという事件も発生したが、1996年には巡礼活動は政府制限を受けるようになった天主教愛国会も河北省政府対し東閭巡礼復活させるべく申請している。その理由は東閭巡礼回復公開教会愛国会)の司教信者の中で自らの権威地位を取る助けとなるからである(河北省保定等の教区愛国勢力バチカン忠実な地下教会勢力より弱い)。

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巡礼活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 15:22 UTC 版)

佘山扶助者聖母大殿」の記事における「巡礼活動」の解説

毎年5月の「聖母月」に、数万もの各地から来たカトリック信徒は佘山に巡礼に行く。河北省東閭の巡礼活動は政府統制受けているので、佘山は中国国内でただ一つの活発で全国的なカトリック巡礼中心地である。 佘山の巡礼長年来、伝統固定され順序形作られている。信徒は佘山に来ると、先ず中山堂お祈りをし、佘山の聖母崇敬し聖母対する愛を示す。次に曲がりくねった道に沿って列をなして十字架の道行き祈り、山を登る十字架の道行き終わってからさらに大聖堂入ってミサ与り聖母に対して慈悲求める。最後に、再び「三聖亭」に戻りロザリオを祈る。この他にも、伝統的な漁師江南地区カトリック教徒の中で比較大きな割合占めるので、かなりの漁師信者自分で船を漕いで佘山のふもとに行き、そして山に登って巡礼する5月には佘山附近小河岸辺に、少なくない漁師信徒小船が集まる。 佘山は公園として旅行者開放されているので、正門から入ると料金支払必要がある。そこで、佘山に巡礼に行くカトリック信者は後側の裏門から入ることを余儀なくされている。

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