小千谷市立若栃小学校とは? わかりやすく解説

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小千谷市立若栃小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 01:25 UTC 版)

若栃」の記事における「小千谷市立若栃小学校」の解説

真人町山間地区では一番最初に開校され、一番最後に閉校した長い歴史を持つ小学校である。1874年明治7年)に第十大区小区仁田小学校最寄組合より脱し第六中学第一小学校校として正応寺を借館し、開校創立式を挙行した。創立当時は、修業年限上級科・下級通して8年であった1909年明治42年)、中魚沼郡真人村若栃小学校改称され義務年限6年となる。1940年昭和15年)には、校歌制定され市野沢集落出身渡辺正歌詞提供した。。1929年昭和4年)には校旗制定され1964年昭和39年)の創立90周年記念式の際に新調その時校章あわせて制定された。1955年昭和30年)、真人村小千谷市合併した際、小千谷小学校市立若栃小学校改称される1975年昭和50年)には、学校給食炊事できないほどの水不足悩み生徒達水筒持参した。元々、若栃小学校は夏になると小規模水道原因水不足悩まされていた。また、小学校食育力を入れていて、同校児童勤労学習情操教育として地元民から土地借り全学児童サツマイモ落花生餅米などの農作物耕作していた。収穫の際は、地元民招き収穫祭開催した餅米特別養護老人ホーム小栗田の里”に贈った。これらの社会奉仕評価され1986年昭和61年3月には社団法人小さな親切運動本部より実行章表彰受けた。他にも、1988年昭和63年)県教育委員会学校給食優良学校表彰の際に準優良校として選ばれた。同校市内でも早期米飯給食取り入れ、週5回の給食米飯切り替えておりその米も児童定期的に自宅から持ち寄るなど、地産地消進めていた。また、上記にある児童農作物耕作四季合わせて外で給食食べる“オープン給食”など多彩な活動表彰され理由であった1994年平成6年以降いくつかの災害による被害の記録残っており、同年11月には若栃小学校裏手の崖で土砂崩れ発生し下方の池に直撃した後に同校グラウンド土砂流れ込んだ校舎破損はなかったが、全児童早退する事態となった1995年平成7年)は豪雨のため「間府決壊し臨時休校2004年平成16年7月18日午前0時半には、豪雨災害により、校舎後ろ400メートル上に位置しているため池決壊。約3000トン土砂斜面下りグラウンドを泥で埋めた。しかし、校舎損壊はなかった。2004年平成16年)に発生した新潟県中越大地震の際は、グラウンド校舎被害受けた中越震災後10月23日から11月7日までは避難所として利用された。 2005年平成17年3月過疎化により閉校3月5日閉校記念式典お別れ会催され200名が参列したまた、前年11月には児童数と同じ16本の苗木が、グラウンド校区記念植樹された。そして、2005年平成17年4月小千谷市吉谷小学校統合し若栃小学校通っていた児童登下校路線バス利用することになった。 市の統合案地元民意見の相違 閉校の際、元々市教育委員会小学校再編構想として「若栃小学校岩沢小学校統合」との案を提示していたが、地元民がすぐに反応し若栃小学校統合対策委員会結成し統合先は吉谷小学校」を地元意見としてまとめ、要望書提出した。「吉谷小学校への統合」を希望した理由としては、(1)岩沢小学校より吉谷小学校の方が近いことと (2)保護者勤務先市街地であることから、送迎利便性吉谷小学校の方が高いこと (3)未就学児吉谷保育園通っていること (4)路線バス若栃校区吉谷校区通っていることが挙げられた。特に(4)に関しては、当時6年生までは若栃へき地保育園通っていたが、5年生からは若栃へき地保育園閉園に伴い吉谷保育園通っており、顔馴染み児童多く当時行われていた吉谷小学校若栃小学校合同行われた親善スキー大会でも仲が良い姿があったからである。

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