小千谷縮と堀次郎将俊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/08 07:10 UTC 版)
堀次郎将俊は播磨国明石出身の浪人で、明石次郎とも呼ばれていた。17世紀、同市山谷の庄屋の家に妻と2人の娘と共に移り住んだ。越後麻布を改良し、村人に教え、魚沼地方に広げた。その改良は、緯糸に強いよりを加えて「シボ」をだし、苧績みや、布のさらし方にも工夫を凝らしたものだった。その後、小千谷縮は夏の高級織物として日本中に名が広がった。堀の死後、小千谷縮を発明し、小千谷を発展させた彼の功績を称え、明石堂が建てられた。今でも、9月12日には、織物組合による祭りが開かれている。また、明石堂は平成18年に小千谷市指定文化財に指定。
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