家庭用ゲーム機・アーケード向けタイトル
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「天外魔境」の記事における「家庭用ゲーム機・アーケード向けタイトル」の解説
タイトル発売日ハードジャンル備考天外魔境 ZIRIA 1989年6月30日 PCエンジンCD-ROM2 RPG ジパングの東側、坂東地方編。世界初のCD-ROMを媒体としたRPG。マサカドの復活を企む邪教集団「大門教」との戦いを描く。音楽プロデュースを坂本龍一が手掛ける。 天外魔境II 卍MARU 1992年3月26日 PCエンジンSUPER CD-ROM2 ジパングの西側、大和地方編。「30分に一度は大きなイベントが発生する」という触れ込みで宣伝がなされ、ハード普及台数とほぼ同数を売り上げる。悪神ヨミの復活を企む「根の一族」との戦いを描く。音楽を久石譲と福田裕彦が手掛ける。 天外魔境 風雲カブキ伝 1993年7月10日 『II 卍MARU』の登場キャラクター「カブキ団十郎」を主人公としたスピンオフ番外編。京都およびロンドンが舞台。再びジパング侵攻を開始した「デーモン教(大門教)」との戦いを描く。音楽を田中公平が手掛ける。 カブキ一刀涼談 1995年2月24日 PCエンジンアーケードカードCD-ROM2 対戦型格闘ゲーム 『風雲カブキ伝』のキャラクターが中心に登場する。 天外魔境 真伝 MVS:1995年6月20日 ネオジオ:1995年7月28日 ネオジオCD:1995年12月8日 Multi Video SystemネオジオネオジオCD 『ZIRIA』と『II 卍MARU』のキャラクター達が登場する。 天外魔境 電脳絡繰格闘伝 1995年7月28日 PC-FX 対戦格闘ゲーム PC-FXの性能を活かした、フルアニメーションによるゲーム展開が特徴。 天外魔境ZERO 1995年12月22日 スーパーファミコン RPG 太古のジパングを舞台とした作品。ロムカセットの中にカレンダー機能が内蔵され、プレイする日付に連動してイベントが発生する「パーソナル・ライブ・ゲームシステム(PLGS)」を採用。ニニギ率いる「地獄の軍団」との戦いが描く。音楽をハドソンのサウンドプロデューサーの笹川敏幸と『カブキ伝』を担当した田中が手掛ける。 天外魔境 第四の黙示録 1997年1月14日 セガサターン アメリカ編。これまでとは反対に「日本から観た誤った西洋観」をテーマとした、ホラーテイストの世界観となっている。「第四」というタイトルは、当時発売が予定されていた『III』を踏まえたシリーズ4作目と位置づけられているため。「暗黒教団」との戦いが描く。音楽は『ZERO』を担当した笹川が手掛けている。 天外魔境II MANJI MARU GC:2003年9月25日 PS2:2003年10月2日 ニンテンドーゲームキューブPlayStation 2 PCE版『II 卍MARU』のリメイク移植。3Dポリゴン化やビジュアルシーンのムービー化がされ、PCE内蔵音源の曲はリニューアルされた。ゲームバランスの変更など賛否が分かれる点も。 オリエンタルブルー 青の天外 2003年10月24日 ゲームボーイアドバンス 「ジパング」とはまた違った東洋世界をブレンドした世界観を持つ。魔石の合成システムが特徴。当時はシリーズ第7作目(第3部1作目)という扱いが与えられていたようである。元々は64DDのソフトとして企画されていた。開発元は従来通りハドソンだが、発売元は任天堂となっている。 天外魔境III NAMIDA 2005年4月14日 PlayStation 2 ジパング九洲編。PCEやPC-FXでの『天外魔境III』の発売予定が開発中止となった後、10年近く後に再び企画が立ち上がって発売された。ただし1990年代中盤当初の企画でのストーリー・キャラクター設定は使われることなくお蔵入りとなり、タイトル名以外は新たに別の内容で作られた。割れた神鏡から現れた異形の者達「アミ」との戦いを描く。音楽を加藤和彦が手掛ける。 天外魔境II MANJI MARU 2006年3月9日 ニンテンドーDS PCE版『天外魔境II 卍MARU』のリメイク移植。DSの2画面への対応などリメイク要素は少なめで、PS2・GC移植版と比較して高いレベルでPCE版を忠実に再現している(内蔵音源だった曲はPS2・GC版でのアレンジバージョンになっている)。 天外魔境 ZIRIA〜遥かなるジパング〜 2006年3月23日 Xbox 360 PCE版『天外魔境 ZIRIA』をベースに、原案要素などを交えて再構築された完全リメイク作品。 天外魔境 第四の黙示録 2006年7月13日 PlayStation Portable SS版『天外魔境 第四の黙示録』の移植作品。新規シナリオ追加。随時セーブ可能になったため、真実の書(セーブポイント)が削除されている。また、SS版のコラボレーション企画であった井村屋と秋山食品による販売及びアイテムも削除された。 PC Engine Best Collection天外魔境コレクション 2008年7月31日 オムニバス PCE版の『ZIRIA』、『II 卍MARU』、『天風雲カブキ伝』、『カブキ一刀涼談』+イラスト集を収録。
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