宇宙の大魔王から地底の客まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 06:11 UTC 版)
「コブラの登場人物」の記事における「宇宙の大魔王から地底の客まで」の解説
魔王ガルタン 声:滝口順平(TV版) 「宇宙の大魔王」編で登場、TV版では14話で登場する。伸縮自在の体を持ち、魔法を使うアラビア風の巨人。推進装置のついた小惑星の上に城を構えている。手下には呪文を唱えると体が膨張し、破裂して死に至る「風船の実」を飲ませ、従わせている。かつて壷に封印されたが、3000年ぶりに解放されて悪さを働いていた。自分の元から逃げ出したベラミを追いかけているところでコブラと出会い、彼を気に入って手下にしようとする。 ベラミ 声:土井美加(TV版) ガルタンの元にいた女の子。ガルタンは彼女を気に入り魔法を教えたが、彼女はその魔法を利用して逃げ出そうとしたために彼から追われることになった。コブラがガルタンに「風船の実」を飲まされた際には、魔法で体を縮めて彼の口から体内に入り込みそれを取り出したほか、ガルタンを封じ込める魔法の壷があることを教えた。 TV版では、コブラを乗せて空飛ぶ絨毯を使用する場面も描かれた。 ルシア・ロドック 声:杉山佳寿子(TV版) 「黄金の男」編で登場。ハンマーボルト・ジョーが経営しているカジノ「ラスベガス・ステーション」でウェイトレスをしていた。カジノという場所柄、バニーガールの格好をしておりコブラ曰く「ウサギちゃん」。客に絡まれているところをコブラに助けられ、「探検」と称してステーション内を回っていた。一見するとそばかすの目立つおてんば娘といった感じだが、実は銀河パトロール秘密調査本部所属で、階級は中尉。多額の金塊を載せたまま行方不明となっていた宇宙船・ビーナス号の調査をしていた。 TV版では13話で登場、そばかすはなく目元にペインティングをしている。また、ドミニクの同僚とされている。 ビビ 声:潘恵子(TV版) 金星出身の女性で、「サイコガンの秘密」編で登場。追っ手に追われていると見せかけてコブラに近づき、サイコガンを電送機能付きX線カメラで盗撮するがコブラに見つかってしまう。彼女は姉と共にジゴバに誘拐され、ビビはジゴバから「サイコガンの盗撮をすれば姉と一緒に金星に帰してやるが、断れば姉を殺す」と言われ脅されていた。 TV版では第2話の登場となり、出身がメビウス星という架空の惑星に変更されている。 ベガ 声:青野武(TV版) 「雷電の惑星」編で登場。コブラと古い付き合いがあり、本人の弁によると窮地を救われたこともあったという。ミロ星のルーン美術館から竜水晶を盗み出す仕事の手伝いに同行した。時折謎の発作に襲われるが、実は特殊な体質を有する異星人である。 TV版では15話で登場し、大幅な設定の追加がなされた。ウイング星人の元保安官で、海賊ギルドの力による支配に反発する正義漢。8年前にギルドに追われていたコブラを助け、保安官とならず者という立場を超えた友となった。その後、ウイング星がギルドにのっとられ、自らもお尋ね者とされてしまいすさんだ生活を送っていた。2人が竜水晶を盗み出す理由も、ギルドにより荒廃したウイング星の再建(竜水晶は不安定なウイング星の気象を制御する能力があるとされた)の為とされたほか、ウイング星人であるベガは脱皮すると6時間しか生きられないという設定が追加され、自分の残り少ない命まで賭けていた、奪還した竜水晶は、ウイング星がウイング星人の手によって開放されるまでコブラに預かってほしいと遺言している。 アングル 声:弥永和子(TV版) 「雷電の惑星」編で登場。ルーン美術館の館長を勤める女性。美術鑑定家・ダビンチ博士に鑑定を依頼していた。非常時には美術館にいるコンパニオン達は彼女の指揮の下、警備員として進入した賊の始末に当たる。 TV版では、ルーン美術館はギルドの略奪品展示場(だからコブラが盗み返しても問題ない)という設定がされていたが、アングル館長たちスタッフがギルドの一員かどうかは説明されなかった。 ジンゴロウ 声:八奈見乗児(TV版) 「地底の客」編で登場、コブラ曰く「ガンコじじい」。宇宙一の技術者にして、コブラの愛船タートル号の製作者。ライフル星で金鉱探しをしていたが、コブラがこの星に来る1年前に死亡しており、ここに来るであろう彼のためにビデオレターを遺していた。鉱山を開いたものの、この星に来たギルドに自分の鉱山を潰され、孫のユーコをさらわれてしまった彼は、ビデオレターで彼女をギルドから救い出すようコブラにメッセージを遺し、この世を去った。 TV版では22話で登場、このエピソードより遡ること15年前にタートル号を作っていたとコブラの弁で語られている。 ハービィ 声:池水通洋(TV版) ジンゴロウの家にいた家庭用ロボット。ジンゴロウのメッセージが録画されたビデオレターをコブラに見せ、彼が鉱脈探し用に作っていた採掘用マシン・モグラの在り処までコブラを案内した。 TV版では原作とデザインが異なる他、機械音しか発することのできなかった原作とは違い、流暢に言葉を話している。また、コブラが顔を整形していたため当初は彼と気づかなかった。原作ではギルドの攻撃で破壊されたが、コブラ達と共にギルドの地下基地から生還している。 ユーコ 声:戸田恵子(TV版) ジンゴロウの孫娘。モグラで地下抗に訪れたコブラの前に、ロド麻薬で廃人状態となった裸の女達の内の1人として現れる。彼女はギルドの地下基地にさらわれ廃人と化したように見えたが、発狂したふりをしていただけだった。救出に来たコブラに地下基地の様子を教え、彼と共に爆破された基地から生還している。 TV版では、低年齢の視聴者への配慮から、最初から服を着て登場している。また、年齢は20歳とされている。
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