垣の家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:11 UTC 版)
「浦安鉄筋家族の登場人物」の記事における「垣の家族」の解説
花園 垣(はなぞの がき) 声 - 山口祥行(第2期) 人類最強の小学生。何でも破壊できるほどの怪力を持つ。普段は比較的おとなしくとても礼儀正しいが、生真面目すぎるのがたまにキズ(357発目)。常に何事にも異常なまでに全力であり、雑巾を絞っただけで両腕を複雑骨折したり、笑顔を作るために力み過ぎて鼻骨を折ってしまうほどである。肉体を自在にコントロールできるが、脳だけはコントロールできず、勉強ができない。右脳を活性化させる手段を用いてテストに挑んだことはあるが、単純な計算式を一問解くことで全ての力を出し切り、力尽きている(327発目)。ただし、なぜか言葉遣いだけは並の大人よりもずっと知的で語彙も豊富である(登場初期はかなり厳つい口調だったが、現在では敬語を用いる事が多い)。父親は既に他界しており、その父親の墓をランドセルにしている。母親(通称「垣ママ」)も同じく怪力で、垣を遥かに上回るとてつもない力を持つ。母に対しては尊敬しつつも畏怖しているが、運動会で勝手な行動を取った際には初めて反抗した。 『グラップラー刃牙』の主人公・範馬刃牙のパロディだが容貌は刃牙の異母兄であるジャック・ハンマーのパロディ。『元祖!』での花園垣 チャンピオン増刊号「外伝 ガキ」にて生誕時の秘話が綴られた。それによると垣は鬼母・勇花の胎内にいた時点で既に規格外の成長を遂げており、勇花と「出産前に親子喧嘩」をした直後に誕生。産まれてすぐに二本足で産院を後にし、直接、勇花と共に市役所へ出生届けに行ったとのこと。自分が産まれた感想を勇花から求められた時には「最高ッス、鬼母〜」と会話すら出来るほどであった。勇花は「垣」という名を、当初「餓鬼」という名にしようとしていた。 『毎度!』での花園垣 勇花から修業を強制されていることで学校を欠席することが常態化しており、それが関係したエピソードもいくつか描かれている。勇花が登場する回では(垣自身の控えめな性格も相まって)彼女のパワーに翻弄されがちだが、342キンポの運動会ではその規格外の肉体とパワーで自身の属する赤組に歴史的大勝利をもたらすなど人類最強の小学生ぶりを発揮した。 花園 勇花(はなぞの ゆうか) 声 - 山口祥行(第2期) 垣の母で通称「垣ママ」。垣を遥かに凌駕する怪力を持つ人間凶器。息子とは異なり、荒々しく型破りな性格。教育面も非常に厳しく、垣と山ごもりする時は、「山ごもりから逃げ帰っても我が家は無し」という意味から、事前に自宅を破壊する。家事も人間離れしており、水をかけた生米を握りしめて瞬時にして炊飯ジャーの如く炊き上げ、包丁代わりに指だけでネギを刻み、牛肉を買いに行く時には牧場で生きた黒毛和牛を生け捕りにして家まで持ってくる。実は息子の垣同様、勉強は非常に苦手で、掛け算すら解けなかった。そもそも戦い以外の事をあまり知らず、運動会の親子騎馬戦も死闘にしてしまう程の戦闘狂である。垣には「鬼母(ママ)」と呼ばれ、恐れられつつも尊敬されている。 『グラップラー刃牙』の登場人物、範馬勇次郎のパロディ。刃牙のエアースパーリングをパロディした「エアー食事」は『範馬刃牙』最終回に逆輸入された。『元祖!』での花園勇花 唯一苦手なものはゴキブリと判明(後に克服)。背中の筋肉が、笑っているウサギのような形をしているが、そのことについては禁句。また、あかねの石頭により初めて膝を地についた。312固めでは運転免許を取った様子で、レンタカーを借りて(実際は従業員を脅して強奪してきた)垣や小鉄軍団と共に海へ連れて行こうとしたが、その時点で垣に「バランス力を鍛える試練」を与えるためにレンタカーの中の椅子を全て抜き取って捨てた。しかもレンタカーの最高速度よりも、自力で走った方がかなり速い。ウナギの蒲焼きが食べたいと言われ、カバを倒そうとしたこともある。 花園 咲(はなぞの さき) 垣の妹で保育園に通う4歳児。母・勇花や兄・垣に似ず外見はごく普通の可愛らしい女児であるが、垣の左手を握りつぶしたり、小鉄にからかわれた際に仕返しとして深刻なダメージを与える等、母・兄譲りの怪力の持ち主。垣のことは慕っており彼の言うことは素直に聞くが、勇花に似てやんちゃでプライドの高い性格であり、仕返しをしなければ気が済まないようである。
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