垣ノ島A遺跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 07:34 UTC 版)
内浦湾(通称は噴火湾)に流れる垣ノ島川の左岸にある縄文時代早期の土坑群と中期から晩期までの住居の複合遺跡。早期で確認された遺構は、墓と思われるもの54基を含む土坑墓群316基、縄文時代中期の竪穴住居18軒、後期の竪穴住居19軒である。土坑群は165基の中で、フラスコ状土坑34基、墓と思われるものが5基、Tビット2基が確認されており、出土した遺物総数は52,000点ほどであった。立石炉や明瞭な出入り口構造をもった大型竪穴住居、早期の土坑墓からは足形付土版など多数出土している。
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