各国の被害状況
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「スマトラ島沖地震 (2004年)」の記事における「各国の被害状況」の解説
インドネシアのアチェ特別州を除けば、被害はほとんどが津波によるものである。被災地の多くが地震や津波に遭ったことのない地域であったため、津波に関する警報や注意があまりなされず、人的被害を拡大させた。 USGSによれば、死者・行方不明者は合計で22万7,898人。地震が発生した時期は、年末やクリスマス休暇のシーズンだったため、犠牲者には日本や欧米諸国などからの観光客も多数含まれている。もっとも被害が大きかったインドネシアのアチェ州では独立を求める武装勢力と国軍の対立が続いていたため、被害状況の調査や救援活動にも支障が出た。軍事政権下にあるミャンマーや長年内戦が続いてきたソマリアでも、はっきりした被害状況はわかっていない。 死者83万人と記録されている華県地震(1556年)や、非公式ながら死者60万人以上といわれる(公式には24万人強)唐山地震(1976年)に次ぐ、人類史上有数の震災であろうとみられている。 死者・行方不明者が多い地震(世界)順位震央発生日 (UTC)死者・行方不明者数 (人)規模 (M)1 中国, 華県 1556年1月23日 約 830,000 8.0 2 ハイチ,ポルトープランス 2010年1月12日 約 320,000 7.0 3 アンティオキア 115年12月13日 約 ≧ 260,000 7.5 4 アンティオキア 526年5月29日 約 ≧ 250,000 7.0 5 中国, 唐山 1976年7月28日 約 ≧ 240,000 7.8 6 中国, 海原 1920年12月16日 約 200,000 - 240,000 8.6 7 インド洋大津波 2004年12月26日 約 230,000 9.1 アゼルバイジャン, ギャンジャ 1139年9月30日 約 230,000 - 9 中国, 洪洞 1303年9月25日 約 ≧ 200,000 7.6 10 イラン, ダームガーン 856年12月22日 約 200,000 7.9 11 イラン, アルダビール 893年3月23日 約 150,000 - 12 シリア, アレッポ(英語版) 533年11月29日 約 130,000 - シリア, アレッポ 1138年10月11日 約 130,000 7.1 14 イタリア, メッシーナ 1908年12月28日 82,000 - 120,000 7.1 15 トルクメニスタン, アシガバード 1948年10月6日 約 110,000 7.3 16 日本,関東 1923年9月1日 105,385 7.9 17 中国, 直隷 1290年9月27日 約 100,000 6.8 また被災者は500万人に達し、うち180万人に食糧援助が必要とされているほか、衛生環境の悪化から感染症や伝染病の発生などの二次災害も懸念されている。さらに一部の被災地では治安が悪化し、性的暴行事件や、誘拐と思われる子どもの失踪などが多発しているという。 スリランカ、アンダマン諸島では外界との通信が途絶状態のため、短波のアマチュア無線による非常通信が行われており、アマチュア無線を禁止しているインドネシア・アチェ特別州政府に対しても、支援のために例外的に認めるよう働きかけが行われている。
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米国、カナダ、オーストラリア、ブラジル、メキシコ、南アフリカ、日本、インドを含む国際的な調査によると、概ねどの国でも似たような物品が万引きされる傾向にあり、同じようなブランドの商品が盗まれるという。しかし、それらの国々の一般的な消費習慣および嗜好等を反映した相違も存在する。
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