台湾大虐殺とは? わかりやすく解説

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二・二八事件

(台湾大虐殺 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 08:01 UTC 版)

二・二八事件(ににはちじけん, 台湾語白話字: Jī-jī-pat Sū-kiāⁿ)とは、1947年民国36年)2月28日台湾省台北市で発生し、その後台湾全土に広がった、中華民国政府による長期的な白色テロ、すなわち民衆への弾圧虐殺の引き金となった事件[1]


注釈

  1. ^ ただし、蔣介石は3月16日の日記で「陳儀は台湾の政事を行うにあたり、みずからの欠点をわきまえず、いばりくさり、とりつくろうことを大切なことだと思っている。この度の激変(二・二八事件)があっても、なお自分の責任を認めようとしない。痛憤のあまり、深いためいきがでる」と不満を綴っている[6]

出典

  1. ^ a b 名切千絵 (2016年2月17日). “二・二八事件の日本人犠牲者遺族が勝訴 基金会に2千万円賠償命令/台湾” ((日本語)). 中央通訊社. 2016年2月23日閲覧。
  2. ^ 野嶋剛 (2015年12月2日). “今なぜ台湾で「懐日映画」が大ヒットするのか (4/4)”. 東洋経済オンライン. 東洋経済新報社. 2015年12月5日閲覧。
  3. ^ a b c d e 二・二八事件(に・にはちじけん)とは”. コトバンク. 2020年6月6日閲覧。
  4. ^ a b c d 228・七○:私たちの二二八特別展”. www.nmth.gov.tw. 国立台湾歴史博物館. 2020年6月6日閲覧。
  5. ^ a b 【それぞれの70年 台湾から】日本の言葉、獄中の支えに”. 産経ニュース (2015年5月6日). 2020年8月14日閲覧。
  6. ^ 本田善彦『台湾総統列伝 - 米中関係の裏面史 』中央公論新社、2004年、13-16頁。ISBN 4-12-150132-2 
  7. ^ 松野良一 (2013年4月4日). “「悲情城市」の証言-台湾228事件と中大卒業生”. YOMIURI ONLINE (読売新聞). http://www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/research/20130404.html 2016年11月13日閲覧。 
  8. ^ 田中靖人 (2015年2月28日). “台湾2・28事件式典で台北市長、馬総統と握手拒否”. 産経新聞. http://www.sankei.com/world/news/150228/wor1502280048-n1.html 2015年7月18日閲覧。 
  9. ^ http://228memorialmuseum.gov.taipei/ct.asp?xItem=1938462&ctNode=41711&mp=11900A
  10. ^ 二二八国家紀念館. “二・二八後の私たち-次の世代は歴史をどう解釈するのか|二二八国家紀念館”. www.228.org.tw. 2021年6月26日閲覧。
  11. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2017年7月13日). “台湾・戒厳令解除30年 「白色テロ」時代の解明ようやく一歩”. 産経ニュース. 2021年6月26日閲覧。
  12. ^ a b 『悲情城市』台湾の歴史的事件を記録した、侯孝賢の初期集大成(CINEMORE)”. Yahoo!ニュース. 2021年6月26日閲覧。
  13. ^ “台南市、学校から蔣介石像を全面撤去へ/台湾”. フォーカス台湾 (中央通訊社). (2015年2月28日). http://japan.cna.com.tw/news/apol/201502280003.aspx 2015年10月31日閲覧。 
  14. ^ 基隆和平島 曾是琉球人群居聚落 公視新聞網
  15. ^ 自由時報電子報 (2010年8月13日). “紀念228罹難日人/沖繩盼在和平島設碑 - 政治 - 自由時報電子報” (中国語). 自由電子報. 2020年6月12日閲覧。
  16. ^ 自由時報電子報 (2011年4月28日). “建228紀念碑 日人勘和平島 - 地方 - 自由時報電子報” (中国語). 自由電子報. 2020年6月12日閲覧。
  17. ^ 中時電子報. “日籍受難者家屬 和平島祭父 - 地方新聞” (中国語). 中時電子報. 2020年6月12日閲覧。
  18. ^ 二・二八事件と沖縄人―被害認定の厚い壁”. nippon.com (2020年3月1日). 2020年6月12日閲覧。


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