劇団波羅蜜多
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田中あや(たなかあや) 劇団波羅蜜多の座長。北海道留萌生まれ。高校卒業後美容師になるため上京し東京八王子の専門学校に入学する。その後先輩OBに連れて行ってもらった新宿のバーで出会った男と同棲、妊娠と同時に男は彼女の許を離れてしまう。その後息子の翔を育てながら美容室に勤める生活を送っていたが、息子の翔が在日米軍兵士が運転する車にひき逃げされ死亡する。ひき逃げした兵士はアメリカの軍事裁判で謹慎・減給処分で帰国。日本政府は日米地位協定のため身柄の引き渡しを要求しなかった。その後死ぬつもりで向かった樹海で死体処理をしていた斉藤と出会い、日本の支配層・権力者に復讐する決意をする。 斉藤一(さいとうはじめ) 元殺し屋。輝一に「殺し屋」と呼ばれている。波羅蜜多の殺人テロを止めてもらうことを目的に輝一を連れ出すため、キーチズ・カンパニーで運転手として潜入する。捨て子の出で家族も身寄りもない。人殺しだった過去と距離を置くため整形している。 美也子(みやこ) 座長のアパートの元隣人。夫とその愛人を毒殺した前科がある。過去に子供を亡くした経験がある。波羅蜜多の影のリーダーとも言われる。 蔵間(くらま) 美也子の親戚。対人関係が下手な引きこもり。株式トレーダーで波羅蜜多のスポンサー。 桂邦正(かつら) 座長の補佐役。演技経験者、劇作家で元左翼活動家。気位が高い野心家。輝一と膳場2人の連絡窓口になる。 笹井和志(ささい) 通称「ささ」。虐待児童で施設あがり。元は桂の劇団の劇団員だった。波羅蜜多一の演技派。 小室(こむろ) 通称「コムソン」。通称の由来は舞台『サムソン』からのもじり。元は虚弱体質だったが現在は筋骨隆々。過去に劣悪な労働条件の自動車工場勤務で心神崩壊を経験している。 岡崎(おかざき) 極貧の出で幼少から盗み、詐欺などをしていた気弱な男。要人3人の拉致・監禁の当日逃げ出す。シロを怖がっている。 日下道雄(くさかみちお) 54歳。認知症の母親の介護のため無職になる。幼少時から父親に「嘘をつくな、人に迷惑をかけるな、貧すとも人の道に外れるな」と言われ育てられる。生活費もままならず母親と富士山の樹海で親子心中するつもりだったが通りすがりの若者に助けられる。その後鎌倉のキーチズ・カンパニーに行くが審査で落とされ、野宿した翌朝母親を亡くす。その後波羅蜜多へ入団。自分たちを受け入れてくれなかったカンパニーを恨み、輝一のことも恨んでいたがやがて和解する。元モーニング娘。の安倍なつみのファン。 近藤(こんどう) 元金属加工の職人で町工場の経営者。工場経営に行き詰って一家心中を決意、練炭で父親と妻が逝った後に自分も腹を切って自殺を試みるも一人生き残った。波羅蜜多のスカウト人材で爆弾を製造していた。在日米軍司令官の拉致決行時に護衛に銃撃され重傷を負い(女役の笹井につきあい防弾チョッキをつけていなかった)、後に死亡する。 伊沢(いざわ) 通所「ロボ」。軍事オタクでガンマニア。時折抑えきれなくなる殺意が湧く。波羅蜜多一の頑固者。
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劇団波羅蜜多(げきだんはらみた)
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田中あやを長に「日本で力を持つ人たちを殺す」目的で結成された。殺人を行わさせないため輝一が波羅蜜多を乗っ取り、要人の「殺人」から「拉致・監禁」に目的を変更させる。
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