かん【×函】
はこ【箱/×函/×匣/×筐/×筥】
読み方:はこ
1 木・紙・竹などで作った、物を入れるための器。多くは方形。「—に詰める」「段ボール—」
2 方形の乗り物。列車の車両や、エレベーターのケージなど。「前の—に移る」
4 三味線を入れる箱。また、三味線。転じて、芸者。「—が入る」
「—にし入れらん物は、我等と同じ様にこそあらめ」〈今昔・三〇・一〉
[下接語] 御(お)箱(ばこ)空き箱・当たり箱・後(あと)箱・泡箱・暗(あん)箱・受け箱・押し箱・御払い箱・折り箱・重ね箱・金(かね)箱・通い箱・空(から)箱・木箱・救急箱・経(きょう)箱・共鳴箱・霧箱・櫛(くし)箱・薬箱・化粧箱・下駄箱・慳貪(けんどん)箱・香箱・骨(こつ)箱・小箱・芥(ごみ)箱・賽銭(さいせん)箱・先(さき)箱・仕事箱・私書箱・品箱・重箱・状箱・硯(すずり)箱・砂箱・巣箱・千両箱・台箱・玉手箱・茶箱・手箱・電離箱・道具箱・飛び箱・ドル箱・流し箱・配電箱・挟み箱・箸(はし)箱・祓(はら)え箱・針箱・びっくり箱・火箱・百葉箱・札箱・豚箱・筆箱・文(ふ)箱・弁当箱・ボール箱・本箱・乱れ箱・目安箱・郵便箱・用捨(ようしゃ)箱
函
- 汽車-巡査派出所、立番所。〔第五類 一般建物〕
- 〔犯〕汽車、電車のことを云ふ、汽車電車専門の犯罪者殊に掏摸を「箱師」といひ、之等の乗物利用を「箱使」と云ふ。汽車を特に「長箱」と云ふ。
- 交番所。警察署。制服巡査。或は差入弁当。金庫。汽車。電車。箪笥又は芸者。三味線等のことを云ふ。
- 巡査派出所。名古屋。
- ⑴〔犯〕汽車や電車のこと。⑵〔花〕三味線のこと。
- ①金庫。金入箱の省略語。〔盗〕 ②寺銭入れの箱。省略語。〔博〕 ③電車、列車等乗物(箱型)の類。形容。〔す〕 ④巡査派出所(交番)、又は留置場。形容(箱詰)、Police Boxの箱。〔盗〕
- ①汽車、電車。②交番(ばんこう)、派出所。③箪笥。④芸者のこと。箱が入るといえば芸者がくることをいう。⑤女陰のことをいう。
箱
(函 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/03 03:55 UTC 版)
箱(はこ、函、筥、匣、筐)は、物を入れるための容器の一種。貨物輸送に関する国連勧告「Recomendations on the Transport of Dangerous Goods」では、箱は「金属、木、合板、再生木材、ファイバ板、プラスチックその他の適当な材料で作られた、完全な方形または多角形の面で構成された容器」と定義されている[1]。
- ^ a b c 内野篤「危険物輸送と容器の安全性」『安全工学』第30巻第5号、安全工学会、1991年、318-324頁、doi:10.18943/safety.30.5_318、ISSN 0570-4480、NAID 130006031869、2021年7月1日閲覧。
- ^ a b c 鈴木金蔵「紙器とその印刷加工について」『紙パ技協誌』第18巻第11号、紙パルプ技術協会、1964年、466-471頁、doi:10.2524/jtappij.18.11_466、ISSN 0022-815X、NAID 130003685323、2021年9月9日閲覧。
- ^ a b c d e * 窪田稔「プラスチックパッケージコンテナーについて」『日本釀造協會雜誌』第65巻第7号、日本醸造協会、1970年、565-570頁、doi:10.6013/jbrewsocjapan1915.65.565、ISSN 0369-416X、NAID 130004323470、2021年9月9日閲覧。
- ^ リサイクル可能なプラスチックの種類
函
「函」の例文・使い方・用例・文例
- 手紙を投函する
- このはがきは1週間前ロンドンで投函されたものだ
- この手紙を郵便局へすぐ持って行って投函してくれ
- 手紙を投函するのを忘れてしまったけど,それがどうしたっていうんだい
- この書類をポストに投函してきてください。
- 潜函は水中で船の修理を行うためにも用いられる。
- 今すぐこの手紙を投函してください。
- そこでは函館のお土産が売っています。
- 函館の夜景
- 貴方が投函したはがきは届いています。
- 私は今日、函館から帰りました。
- 私は今日、その手紙をポストに投函しました。
- あなたはこの手紙を忘れずに投函しなさい。
- 私はそれを投函しました。
- 次に私は函館へ行った。
- 今日、私はお盆休みで函館に旅行に行きました。
- 私は函館には毎年一回は必ず行きます。
- 私は函館に着くまで車の後ろの席で寝てた。
- 元日の配達をご希望の場合は12月25日までに投函して下さい。
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