再登場を果たしているキャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 21:48 UTC 版)
「しにがみのバラッド。」の記事における「再登場を果たしているキャラクター」の解説
幾間 大輝(いくま だいき) 「ヒカリのキセキ。」(1巻)、「キミが生まれた夏の終わり。」(7巻)に登場。 「ヒカリのキセキ。」では、有名絵画家を父に持つ中学2年生として登場。絵を書くことに類まれな才能を持ち合わせており、その絵は「ヒカリがそこに存在するかのよう」(共通ワードに後述)と称される。父親が世界的に有名な絵画家のため、スパルタとも取れる教育を叩き込まれてきた。また、描きたい絵を描かせてはもらえず、父親の決めた構図でばかり絵を描いてしまったため、「自分は父のいいなりでしかない」、「父親の決めたレールを走り続けるしかない」ことに絶望。廃ビルから飛び降り自殺を図ろうとした時にモモと出会う。 再登場は「キミが生まれた夏の終わり。」。この時は、最愛の人・今井綾(いまい あや)を失った、家族であり思い人でもある蛍倉惺(ほとくら さとる)の身を案じ頭を悩ます今井紗耶(いまい さや)を励ます為に仕向けたモモの手引きにより、公園にて出会う。紗耶達の住む町とは、電車で1、2時間くらい離れた町に暮らしているらしく、気分転換と称して紗耶達の住む町へとスケッチをしにやって来たらしい。作中では高校1年生になっているが、様々な経験を積んできたためか、同年代に比べ精神的に成熟している。絵画の才能は健在のようで、クレヨンのみで「ヒカリを映した絵」を書き上げている。 また、作中に登場はしていないものの「スノウリバース。」(2巻)、「しちがつなのか。」(4巻)作中に幾間大輝と思われる人物が登場している。国内最大級の絵画コンクール(共通ワードに後述)にて「ヒカリがそこに存在するかのような絵」を出品した15,6歳の少年が大賞を受賞したと書かれている。この描写は大輝本人を指す描写として、本編中に何度か登場してきている。「傷跡の花。」(1巻)作中でも、『少年の詩』という本の表紙のイラストを書いた人物として登場した。 瀬戸 公太(せと こうた) 「きみのこえ。」(1巻)、「ホタルノヒカリ。」(4巻)、「惚たるのツマサキ。」(12巻)に登場。 初登場の「きみのこえ。」(1巻)では、幼馴染の牧原麻依が死んだ理由を自分の都合とブルーの存在にあると考えていた。麻依の死後、とある雨の日、ブルーを捨てようとするがモモによって麻依の気持ちを知ることとなり、ブルーを育てることを決意する。 再登場は「ホタルノヒカリ。」(4巻)で、この話で宮崎エコと出会う。また、モモに出会ってから「みえないもの」が見えるようになっていた。 その後、「惚たるのツマサキ。」(12巻)にて、宮崎エコとともに再登場(公太自身は脇役)。この時には中学3年生となり、声変わりし、身長も1つ年上のエコを上回った。エコと同じ中学校に進学したが、名門の有名進学校を第1志望するなど成績優秀。好きなサッカーは、中学校ではやっていないが、高校入学とともに再開する模様。初登場時とは打って変わってクールな性格で、また、弱点がほとんどないため、女子からはモテるという。エコを麻依と同じ特別な存在と思うようになる。 ブルー 「きみのこえ。」(1巻)、「ホタルノヒカリ。」(4巻)に登場。 宮崎エコ 「ホタルノヒカリ。」(4巻)、「惚たるのツマサキ。」(12巻)に登場。 しっかり者、と思っている天然な少女。一応、弓道部で主将を務めたりクラス委員を担うなどしているが、根本的には間が抜けている。 「ホタルノヒカリ。」(4巻)時点では中学生。急逝した姉の幽霊が出るという噂を聴きつけ、学校に忍び込む。そこで知り合った公太の助力で姉の気持ちを確認する。 再登場となった「惚たるのツマサキ。」(12巻)にて、モモを探すことになるが、12巻に登場した人物の中では唯一、モモと直接会ったことはなかった。 葉山 マコト(はやま マコト) 「傷跡の花。」(1巻)、「てのひら銀河。」(8巻)、「空の森を泳ぐ、魚たちについて。」(5巻)に登場。 樋浦 トイロ(ひうら トイロ) 「傷跡の花。」(1巻)、「てのひら銀河。」(8巻)、「空の森を泳ぐ、魚たちについて。」(5巻)に登場。 浅野 水月(あさの みつき) 「水のないプール。」(2巻)、「星くずのため息。」(4巻)、「雲の海を泳ぐ、くじらについて。」(5巻)に登場。 藤島 豊花(ふじしま ゆたか) 「水のないプール。」(2巻)、「雲の海を泳ぐ、くじらについて。」(5巻)に登場。 浅野 昴(あさの すばる) 「水のないプール。」(2巻)、「星くずのため息。」(4巻)に登場。 生前は、物事のリーダーを決める時には必ず名が挙がったりなど、何かとクラスの中心的な存在の美少女で、部活動の水泳でも好成績を収めていた。しかし中学2年の時、工事現場付近を通りかかった際に、落ちてきた鉄骨から弟水月を庇ってその下敷きとなった。 香川 理胡子(かがわ りここ) 「あさっての未確認レインボウ。」(2巻)、「ストロベリぃノート。」(8巻)に登場。 原上 誠剛(はらかみ せいご) 「スノウリバース。」(2巻)、「しちがつなのか。」(4巻)、「白雪のカケラ。」(12巻)に登場。 作中では大学生(20歳以降)から非常勤講師(26歳)までが描かれている。 かつては、絵描きを目指していたが、自分の実力を思い知り断念して、現在はある私立学校の非常勤講師を務めている。 「しちがつなのか。」(4巻)にて、コンクールで知り合った小檜山七星(こひやま ななせ)と親しくなり、余命が長くないと知りながらも告白した。 「スノウリバース。」(2巻)では、七星の死から数年後、両親を失った広日向 明日梨と出会う。 「白雪のカケラ。」(12巻)にて、モモを探す中で七星と再会し、長年抱えた想いの答えを見つける。この時点で26歳となっているが、アズリ(=姫)から下僕呼ばわりされている。 広日向 明日梨(ひろひなた あずり) 「スノウリバース。」(2巻)、「しちがつなのか。」(4巻)、「白雪のカケラ。」(12巻)に登場。 小檜山 七星(こひやま ななせ) 「しちがつなのか。」(4巻)、「あいのうた。」(12巻)に登場。 花小金井 アポロ(はなこがねい アポロ) 「スイカと星の種子。」(5巻)、「ちいさないのり。」(8巻)に登場。 花小金井家の飼い猫で、言葉を理解できる。近所の動物たちの相談役的な存在でもある。 国府本 やえ子(こうもと やえこ) 「きのうとあしたの其処らへん。」(3巻)、「はじまりのななついろ。」(アニメDVD特典)に登場。 小学生に間違われるほど小さい女子高生。愛称は「やえっぺ」。 高槻 壱吾(たかつきいちご) 「きのうとあしたの其処らへん。」(3巻)、「はじまりのななついろ。」(アニメDVD特典)に登場。 みかん色の髪のハーフの男の子。愛称は「いっちゃん」。 また国府本やえ子と高槻壱吾の二人は公式海賊本チアフルチャーマーモモにも登場している。 市原 カンタロウ(いちはら カンタロウ) 「ビー玉と太陽光線のかなた。」(3巻)、「きのうとあしたの其処らへん。」(3巻)に登場。 「きのうとあしたの其処らへん。」では電話中、わずかに登場しているのみ。 那由多 ソラ(なゆた ソラ) 「きみがあるく堀のうえ。」(6巻)、「居眠り姫と月曜日ピカピカ。」(8巻)、「あいのうた。」(12巻)、「調律「夕凪のループ。」(12巻)に登場。 12巻ではバランスが崩れた世界の手助けをしている。 黒崎 クロエ(くろさき クロエ) 「てのひら銀河。」(8巻)、「そらのかさぶた。」(12巻)に登場。 水者 ミツミ(なぎさ ミツミ) 「かのかプリズム。」(11巻<全話>)、「そらのかさぶた。」(12巻)に登場。
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