入曽駅周辺とは? わかりやすく解説

入曽駅周辺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:08 UTC 版)

狭山市」の記事における「入曽駅周辺」の解説

入曽駅周辺地区整備事業 入曽駅は元々農村部であった地域に古い時期開業しており、開業時には大掛かりな都市計画などもなく、駅周辺商店住宅明治時代大正時代以来混在密集するようになったまま100年上の時が過ぎていた。人や車の通行も多い一方で駅前通じ道路はいずれ狭隘であり、歩道整備されていない駅前開業時以来極めて狭い空間有するのみであり、ロータリー駅前広場がないことから、路線バス進入危険な状態となっている。このため1980年跨線橋完成機に再開発検討始まったが、1996年西口開設経て進展はなかった。西口側には武蔵野面影を残す農地雑木林広がっていたが、駐車場資材置き場転用されるようになり、駅前ふさわしくない無秩序な土地利用懸念されていた。 2000年代入り入曽駅東口地区整備事業および入曽駅周辺地区区画整理事業計画された。狭山市1995年狭山市立入間小学校当時)の校地一部割いて「入曽駅周辺開発事務所」を設置し地権者住民との合意形成努めたものの、一部地権者反対強く具体的な進展見られなかった。2008年10月には入曽駅東口地区約6.9ヘクタール土地区画整理事業の手法で開発する基本構想決定したが、その後地権者との合意形成が進まなかったため、土地買収方式事業進め方針転換2011年3月には事業地内狭山市立入間小学校廃校とし、学校敷地1万3千平メートル)を再開発に伴う移転代替用地当て再開発事業開始への準備進めた同年8月から11月にかけて全地権者意向確認調査実施東口地区北側南側比して事業開始賛同する意見多くいるま野農業協同組合狭山茶農業協同組合飯能信用金庫入曽支店などが用地買収同意方向示したことから、北側約4ヘクタールについて先行整備する方針立てた。しかし事業地内駅前大手地権者(1法人2個人)と土地買収金額などの面でなおも折り合わず駅前大手地権者事業反対意向示したため、ついに2013年5月狭山市地権者協力得られ今後の見通し立たないことなどを理由に両計画実施断念し計画凍結する方針明らかにした。「今後整備を市の重要な政策課題として位置付けていく」(入曽駅周辺開発事務所)としながらも、同年10月、「入曽駅周辺開発事務所」は閉鎖され狭山市役所内に移された。翌2014年3月31日をもって入曽駅周辺開発事務所都市建設都市計画課に統合され廃止となったその後改め再開発推進図られることになり、市は2016年度予算調査費を計上、再び計画立てられることになった2017年11月、市は凍結した前回計画規模縮小し駅周辺全体大掛かりな区画整理行わない新計画案を提示2018年2月、入曽駅周辺整備事業基本計画(案)の具体的な内容公表された。駅東口地区については、前回計画の段階地権者との合意形成出来ていた駅北側約4ヘクタール中心に合意形成可能な区域において再開発を行う方針示された。当初再開発に伴う移転代替用地充てる予定であった狭山市立入間小学校跡地民間事業者誘致し複合型商業施設等を建設狭山茶農業協同組合より買収した土地駅前広場整備、また既存道路とのアクセス道路敷設する。また駅西口再整備し、現在市営駐輪場として使用されている場所などに西口駅前広場設けアクセス道路を敷く。駅舎改築し狭山市駅側に橋上駅舎建設線路既存道路を跨ぐ東西自由通路設けるという。市は既に狭山茶農業協同組合より土地取得2016年度から駅前広場につながる道路の建設始まっている。新たな開発範囲にかかる地権者からの同意得ており、比較広く取られている駅敷地用い駅舎全面改築等を行うため、西武鉄道側との協議入っている。市は2018年2月から3月パブリックコメント募集寄せられ意見対する市の考え公表した上で、入曽駅周辺整備事業基本計画決定する2018年度中の計画事業化目指しており、事業完了2020年度以降になる見通しという。

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