新計画の公表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 14:10 UTC 版)
その後改めて再開発推進が図られることになり、市は2016年度予算に調査費を計上、再び計画が立てられることになった。2017年11月、市は凍結した前回の計画の規模を縮小し、駅周辺全体の大掛かりな区画整理は行わない新計画案を提示、2018年2月、入曽駅周辺整備事業基本計画(案)の具体的な内容が公表された。駅東口地区については、前回計画の段階で地権者との合意形成が出来ていた駅北側約4ヘクタールを中心に、合意形成可能な区域において再開発を行う方針が示された。当初再開発に伴う移転・代替用地に充てる予定であった狭山市立入間小学校跡地に民間事業者を誘致し、複合型商業施設等を建設、狭山茶業農業協同組合より買収した土地に駅前広場を整備、また既存道路とのアクセス道路を敷設する。また駅西口も再整備し、現在市営駐輪場として使用されている場所などに西口駅前広場を設け、アクセス道路を敷く。駅舎を改築し、狭山市駅側に橋上駅舎を建設、線路と既存の道路を跨ぐ東西自由通路を設けるという。市は既に狭山茶業農業協同組合より土地を取得、2016年度から駅前広場につながる道路の建設が始まっている。新たな開発範囲にかかる地権者からの同意も得ており、比較的広く取られている駅敷地を用い駅舎の全面改築等を行うため、西武鉄道側との協議に入っている。市は2018年2月から3月にパブリックコメントを募集、寄せられた意見に対する市の考えを公表した上で、同年4月に入曽駅周辺整備事業基本計画を決定した。2018年度中の計画事業化を目指しており、事業完了は2020年度以降になる見通しという。
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